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新茶の季節が到来! 静岡茶のおいしさ再発見

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静岡県

お茶の生産量が全国トップを誇る静岡県。県内には20カ所以上の産地があり、独自の茶文化を築いてきました。新茶が香るこの季節、改めてその歴史や魅力に触れ、おいしく味わってみませんか?

■江戸時代に栄えた静岡の茶文化
鎌倉時代に聖一国師(しょういちこくし)が宋から種子を持ち帰ったのが、静岡でのお茶生産の始まり。江戸時代には、駿府に隠居した徳川家康が茶の湯を楽しんだため、静岡市の足久保などで生産が活発になりました。お茶を飲む習慣の広まりとともに、県中部・西部の山間部に茶畑が増え、江戸を中心に出荷されました。

■温度で変わる新茶の味わい

お茶の味や香りはお湯の温度によって変わります。新茶の濃厚なうま味を味わいたい場合は70℃以下、渋味を感じながらスッキリとした新茶の香りを楽しみたい場合は80℃くらいで入れるのがオススメです。

■聞いてみました! 新茶のおいしい楽しみ方
○水出し茶で味わう
お湯で入れるよりもうま味を感じる!
エピガロカテキンの働きで免疫力アップ!

入れ方のコツ:
1.茶葉を入れた容器に、あらかじめ冷蔵庫で冷やした水(または氷水)を注ぎ、さらに冷蔵庫で冷やす。
2.20~30分置いたら茶葉をこす。渋味がお好みなら置く時間を長めに。
3.仕上げにミントを入れると爽やかなフレーバーに!

○茶殻のおいしい食べ方
茶殻には食物繊維や脂溶性ビタミンなど栄養成分70%も残っています!
1.2~3煎入れた後の茶殻の水分を切る。
2.岩塩、オリーブオイル、砕いたアーモンドをトッピングすれば、サラダ感覚でおいしく食べられます!

○お茶とチョコレートのおいしい関係
相性がよく、いろいろなペアリングが楽しめます!
・煎茶の二煎目×ミルクチョコレート
・ほうじ茶×ホワイトチョコレート
・玄米茶×麦チョコ(パフ入りチョコ)

新しい飲み方や食べ方をいろいろ試して、もっともっとお茶を楽しんでください!
WEBではさらにフカボリ!(新茶をトコトン味わう極意)
【URL】https://fmc.pref.shizuoka.jp/article_post/4659/
日本茶インストラクター協会 静岡県支部 管理栄養士 松島章恵さん

■世界へ羽ばたけ! 静岡茶
世界各地で静岡茶の評価が高まっています

○フランス
昨年秋、パリ中心部にある日本文化会館内の「タクミ・フレーバーズ」で静岡茶のプロモーションを行い、多くのフランス人から高評価を受けました。

○アメリカ
ハリウッドの中心地に位置するホテルで開催された2022 JAPANESE FOOD EXPO in Los Angelsに静岡茶を出展。多くの来場者でにぎわいました。

○タイ
タイでは静岡県産茶葉を使用した緑茶ドリンクが大人気。今年3月、国内シェアトップのIchitanグループのタン社長が来静し、知事を表敬訪問しました。

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