10月11日は「子ども見守り強化の日」です。子どもに対する不審者事案は毎年1200~1500件ほど発生しています。子どもたちを犯罪や危険から守るためには、見守りやパトロールなど地域住民、行政、警察が一体となって取り組むことが重要です。また、子どもたちに身を守る術を身に付けてもらうことも必要です。
■不審者は子どもにどう近づく?
今年の上半期、県内では608件の不審者事案が発生しました。最も多かったのが「声掛け」、次いで「写真撮影」で全体の51%を占めます。また、被害者の52%が小学生で、不審者の多くは小学生を狙っています。十分に気を付けましょう!
■「あぶトレ!」実践しています
「あぶないときにどうするかを身に付けるトレーニング!」略して「あぶトレ!」は、講師の養成研修を修了した防犯まちづくりアドバイザーの指導により、子どもたちが犯罪に遭わないための知識や身を守る方法を、実践的に学べる防犯講座です。2013年(平成25年度)から県内の小学校で開催されており、今年も206校での講座を予定しています。
○講座を受けた子どもたちの声(静岡市立西奈南小学校2年生)
・不審者が現れたとき、何をしたら良いかちゃんと学べた。
もし不審者がいたら、今日勉強したことをやってみようと思った。
・いっぱい学んだ。遠くから狙われることが分かった。
「あぶトレ!」を取材してきました。
【URL】https://fmc.pref.shizuoka.jp/article_post/7202/
■今日からできる! 自分の身を守る方法と見守りの方法
○子どもたちへ 「いかのおすし」で自分の身を守ろう
知らない人についていかない
しらないひとのくるまにのらない
「たすけて!」とおおごえでさけぶ
こわいことがあったらすぐにげる
おとなのひとにしらせる
○大人の方へ 日常生活を通じて子どもたちを見守ろう
子どもの安全を守るため、普段の買物や散歩など日常生活を通じた見守り活動にご協力をお願いします。
・買い物をしながら
・犬の散歩をしながら
・庭の手入れをしながら
○いつでも、どこでも、誰でも 「どこでもポリス」を活用しよう!
スマートフォンに県内の犯罪発生情報や防犯情報などをお届けする他、さまざまな機能を搭載した県警察公式アプリです。
ダウンロードはこちら
【URL】https://www.pref.shizuoka.jp/police/kurashi/bohan/dokodemo_police.html
・犯罪、不審者、交通事故情報をマップで確認できる
・ブザーと光でちかんを撃退!
・知人に現在地情報を送信できる
・みんなで見守り情報を共有できる
・パトロール機能
パトロール時間に応じてポイントがたまり、階級ごとにアバターが登場。散歩を楽しみながら見守りしよう!
問い合わせ:県くらし交通安全課
【電話】054-221-3714
【FAX】054-221-5516
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