■令和4年度の決算と市の財政状況を示す指標を公表します
市民の皆さんに納めていただいた税金の使い道や、市の財政状況を毎年6月と12月に公表しています。
令和4年度の一般会計は、当初392億円で出発しましたが、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業や住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業の計上など新型コロナウイルス感染症や物価高騰に関連する補正と、前年度からの繰越事業を含め、最終予算は442億7450万円となりました。
決算額は、収入額が429億4165万円、支出額が405億6688万円となり、令和5年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支額は22億7278万円となりました。決算額を前年度と比べると、収入は1・0%、支出は1・5%それぞれ減少となりました。
◆用語の説明
・一般会計…市が行う仕事の大部分を賄う予算で、市税や国・県からの支出金などを財源にしているものです。市民の皆さんに最もかかわりの深い予算と言えます。
・特別会計・公営企業会計…特定の事業を行う場合や、特定の収入で事業を行う場合に、経理を他の会計と区別する必要があるため、法律や条例に基づいて設置します。三島市では、国民健康保険事業など7つの会計があります。この中で水道事業会計、下水道事業会計は企業会計方式を用い、独立採算制で事業・経理を行っています。
・市税…地方税法により、市民税、固定資産税、軽自動車税などが定められています。
・臨時財政対策債…地方の財源不足に対処するため、特例として発行される市債です。返済は、後年度の地方交付税で全額措置されます。
◆一般会計:歳入
○市税収入を市民1人当たりに換算
市の収入の41%は、市民や企業の皆さんから納めていただく税金などで賄われています。
◆一般会計:歳出
○歳出を市民1人当たりに換算
市税収入の2倍以上、38万53円が支出されました。納めていただいた16万5,024円の税金と国や県からの補助金などを活用し、行政サービス(支出)を提供しています。
※掲載している市民1人当たりに換算した金額は、令和5年3月31日現在の人口10万6,740人で算出しています。
◆令和4年度の主な事業
・各小学校施設補修整備事業
・ガーデンシティみしま花飾り事業
・三島駅南口東街区再開発事業
・スマートウエルネスみしま推進事業
・消防ポンプ自動車等更新事業
・新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業
・出産祝金支給事業
・出産・子育て応援事業
・商工業振興事業
・公営住宅整備事業
・図書館利用促進事業
・スマート市役所推進事業
◆特別会計決算
◆水道事業会計決算
◆下水道事業会計決算
◆市債(借りているお金)の年度末現在高
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