健全な事業運営を行い、下水道事業を継続していくため、18年ぶりに下水道使用料を改定します。(一律28・0%値上げ)
・改定について
・新使用料の早見表
など詳細は本紙3ページの2次元コードから
■どうして改定?
○下水道事業のこれから
市の下水道事業では、検針および料金業務の民間委託や機構改革、職員の削減など経費削減に努め、平成17年度の改定から18年間、安価な下水道使用料を維持してきました。
しかし、人口減少などによる今後の使用料収入の減収や、浄化センターなどの下水道施設の老朽化による修繕工事経費の増加が見込まれ、これからの下水道事業の経営状況は厳しくなることが予想されます。
○下水道事業継続のための審議
令和5年10月に、三島市水道事業及び公共下水道事業審議会より「下水道使用料の改定が必要」であるとの答申を受け、4月1日から下水道使用料を一律28・0%値上げすることが、令和5年市議会11月定例会の審議を経て決まりました。
■改定後の下水道使用料
新使用料の適用:6月検針分から
※4月・5月検針分は旧使用料を適用(2カ月に一度の検針により、改定日以前の使用分が含まれるため)
新使用料の請求:合計金額の1円未満を切り捨て
○新旧使用料比較表
・20立方メートルを超えて使用した場合、基本料金に従量料金が加算
・旧使用料、新使用料ともに税込み
・水道料金は変更ありません
■県内他市と比べると…
市ではこれまで県内22市(※)で最も安い使用料となっていましたが、改定後は県内で5番目に安い金額で請求となります。
○県内の下水道使用料の状況と順位(令和6年1月1日現在)
※県内23市中、下水道整備市22市
問合せ:
・下水道使用料改定に関すること…下水道課【電話】983・2661
・手続き・使用料の確認など…三島市上下水道料金お客様センター【電話】983・2828
<この記事についてアンケートにご協力ください。>