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令和6年度 三島市の予算「令和6年度当初予算を会計別に詳しく」

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■一般会計
一般会計とは、市が行う仕事の大部分を賄う予算で、市税や国・県からの支出金などを財源にするものです。市民の皆さんには最もかかわりの深い予算です。

◆歳入について
歳入の根幹である市税は、個人市民税で増収と想定したものの、定額減税が実施されることに伴い大幅な減収が見込まれ、固定資産税については、3年ごとに行われる評価替えの基準年度であることから減収が見込まれますが、軽自動車税については、種別割の新税率の適用車両が増加することから増収が見込まれます。市税全体では、前年度対比で前年度当初予算を下回るものと見込みました。
なお、定額減税による個人市民税減額分については、地方特例交付金として補てんされます。

[用語解説]
・市税…市民税・固定資産税など市独自の税金
・繰越金…前年度予算から繰り越したお金
・地方交付税…各市町村の財政状況に応じ、国から交付されるお金
・国庫支出金・県支出金…特定の事業の財源として国や県から交付されるお金
・市債…市が借り入れる借金
・自主財源…市税、市営住宅使用料など、市が収納、徴収できる財源
・依存財源…国庫支出金など、国や県から交付や割り当てられる財源

◆歳出について
歳出では、各小学校施設補修整備事業、市街地再開発に係る補助金などで減額となりましたが、妊産婦、こども・子育て家庭への一体的な相談支援を行うこども家庭センター事業、老朽化した同報無線のデジタル化再整備、藤代住宅B棟の建設工事、市街地再開発事業などに合わせた周辺市道の無電柱化事業、市民体育館大規模改修工事、各中学校施設補修整備事業などにより増額となりました。

[用語解説]
・人件費…市職員の給与など
・扶助費…高齢者・児童・障がい者などの支援にかかる経費
・普通建設事業費…道路や公共施設の新・改築などにかかる経費
・物件費…消費的性質をもつ経費(委託料、通信運搬費、光熱水費など)
・補助費等…市から団体などの補助のため払う経費や報償費、火災保険料など
・繰出金…一般会計、特別会計、基金の間で支出される経費
・義務的経費…支出が義務付けられていて自由に減らすことが困難な経費(人件費、扶助費、公債費など)
・投資的経費…支出効果が資本形成に向かい、将来に残るものに支出される経費
・一般行政費…義務的経費と投資的経費以外の経費

◇令和6年度当初予算を市民1人あたりで考える
市民1人あたり(※1)に1年で使われるお金(※2):425,502円

・衛生費/41,541円…健康増進、環境衛生、ごみ処理など
・民生費/146,234円…高齢者・障がい者福祉や子育て支援など
・総務費/47,190円…税の賦課徴収、戸籍の維持管理など
・議会費/2,405円…三島市議会の活動、運営など
・土木費/64,998円…道路、公園の維持管理、都市基盤整備など
・商工費/4,669円…商工業や観光の振興など
・農林費/3,363円…農業の振興など
・労働費/399円…就労支援や労働の振興など
・その他/283円…災害復旧・予備費など
・公債費/34,638円…借入金等の元金・利子の返済など
・教育費/57,630円…幼稚園・小中学校の維持管理、社会教育など
・消防費/22,152円…消防や救急など

市民1人あたり(※1)が1年で納めるお金(税金):166,786円

※1 令和6年2月29日現在の市の人口10万5,922人を基に計算
※2 一般会計分

■特別会計
特別会計とは、経理を他の会計と区別する必要があるものが該当し、法律や条例に基づいて設置します。三島市には7つの特別会計があります。
※水道事業会計と下水道事業会計は企業会計方式を用い、独立採算制で事業・経理を行っています。

◇前年度当初予算との比較

問合せ:財政課
【電話】983・2622

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