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自治体の皆さまへ

防災かわら版

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静岡県下田市

~自主防災組織についてご紹介します~
自主防災組織とは、地域の住民が主体となって防災活動を行う組織のことです。大規模災害時には、建物の倒壊や道路・水道の損壊など被害が広範囲に及ぶため、行政、消防、警察、自衛隊といった「公助」には限界があります。そのため、自らの命は自ら守る「自助」、自分たちの地域を自分たちで守る「共助」は重要な役割を担っています。平常時の活動としては、防災訓練の運営だけではなく、災害時に使用する資機材の点検や学校施設との連携など、地域を守るための活動を行っています。
災害が起こった際には、初期消火活動や避難誘導、避難所の開設・運営などを行います。阪神淡路大震災の時には、地域住民による救出・救助活動が行われ、多くの人命が救われました。また、倒壊した家屋から救助された人のうち、約8割が家族や隣人からの救出とされています。地域での防災活動には、自主防災組織の働きが欠かせませんが、地域住民の方々の協力の下で活動が成り立ちます。自主防災組織と協力しながら、地域の防災力を高めていきましょう。

■自主防災組織と消防団との連携
消防団は地域住民が防災活動の担い手となる公共機関として位置づけられた歴史ある組織です。防災活動に必要な訓練や経験を積んだ団員で構成されており、消防団員は、普段は他の職業や学業に就く非常勤特別職の地方公務員です。自主防災組織の活動をサポートしたり、災害時に連携したりすることで地域の防災力を支えています。

問合せ先:防災安全課防災係(窓口(10))
【電話】36-4145

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