新庁舎整備事業

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■新庁舎整備方針
新庁舎は、現庁舎が老朽化及び津波浸水区域に位置していることから、津波浸水区域外である河内地区にて整備を進めています。建物配置としては、まだ使用可能な旧稲生沢中学校の校舎、体育館を活用しつつ新築棟を建設して3棟による構成です。整備方針の柱は、(1)既存施設の有効活用による建設コスト抑制と環境負荷低減、(2)旧稲生沢中学校校舎の先行改修により移転可能な機能から順次移転する早期安全対策、(3)将来の人口減少・デジタル化等の社会変化を見据えた可変性です。
整備スケジュールは、今年度旧校舎活用棟の改修工事を行い、今春の開庁を目指しています。新築棟と体育館棟は来年度から2年間掛けて整備工事を行い、令和8年度早期の全体移転完了を目標に進めていく予定です。

■旧校舎活用棟改修工事
旧校舎の改修工事については、昨年の7月に着工しました。現在は、概ね既存設備の撤去工事が完了し、内外装改修、空調設備や衛生設備、防災用自家発電装置などの設置を進めています。
また、新庁舎への出入り口は旧稲生沢中学校の校舎南側を計画しています。市道の歩道部分を広げ周辺の交通安全、見通し確保を図ります。

■今後の流れ
旧校舎活用棟は、今年3月に工事を完了し、移転等の準備を行い、今春の先行開庁を予定しています。新築棟が完成するまでの2年間は、東本郷にある現市役所と河内地区の庁舎と分庁体制になります。利用者の利便性が維持できるよう運営面について、詳細を検討していきます。

■スケジュール

問合せ先：企画課庁舎建設係
【電話】22-2212