1.つながる
第5次総合計画のまちの将来像を「時代の流れを力につながる下田新しい未来」とし、数多くのチャレンジをしてまいりました。
社会経済活動が活性化した中、姉妹都市や友好都市との交流の活発化、街の商店がつながる仕組づくり、個人だけでなく大学や企業など幅広い分野から本市を応援してもらえる関係人口の拡大、庁舎や駅・観光スポット・病院等の拠点間のアクセスの向上など更なるつながりをつくっていくことで、地域の特色を生かしたまちづくりを進めてまいります。
2.グローカルCITYプロジェクト
教育振興事業とグローカル推進事業の二つの事業を柱とし、世界に誇れる魅力的で持続可能な未来の下田の創出と地域への誇りと愛着を持ち、国際社会で活躍できる人材を育成してまいります。
国際性と地域性という本市が持つ二つの特性を生かし、子どもたちが環境や国際、文化、歴史といったグローカル学習ができる機会を数多くつくっていくとともに、その拠点施設を庁舎跡地に設置することを検討してまいります。下田開港の歴史を振り返り、新しい未来を拓いていくことを目的に1年にわたり様々な事業を実施する開港170周年記念事業や本市の魅力であるサーフィンを生かしたまちづくりを進めていくためのサーフタウン構想の策定など、多様な主体の参画による持続可能なまちづくりを推進してまいります。
3.攻めの防災
南海トラフ巨大地震はもとより、大雨に伴う洪水被害等、自然災害のリスクは住民の高齢化も進み、ますます高まってきています。事前の防災的取組だけでなく、もしものときの事後の復旧活動、さらには復興まちづくりの青写真を市民の皆さまと勉強を重ねてあらかじめ考えておくことで、危機への対応力を高め、「自助・共助・公助」が一体となった災害等に強いまちづくりを進めてまいります。
過疎、高齢化、脆弱な交通網など伊豆半島と類似した環境にある能登半島地震から得た教訓として、被災状況の把握方法や水源の確保、木造住宅の耐震化、さらにはインフラの維持管理の強化など、多角的に備えを進めることで市民の安心安全を強力に推進してまいります。
また、伊豆縦貫自動車道や港湾開発など防災インフラの整備も進めてまいります。
4.新しい観光
美しい海を始めとする自然環境や多くの文人をひきつけてきた港町の文化を生かし、環境保全や知的探求心を満たすことができるプログラムを創出することで、他にはない地域の恵まれた資源に新たな価値や魅力を付与し、本市ならではの「新しい観光」を創造してまいります。
さらに富裕層の誘客に向けた環境整備を進めるなど、観光を磨き上げることで本市の観光業に従事することに誇りを持てる持続可能な産業にしてまいります。
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