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自治体の皆さまへ

市政懇談会を開催しました(1)

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静岡県下田市

■市政懇談会(地区車座座談会・SHIMODAまちづくりミーティング)を開催しました
昨年10月2日~11月2日までの期間において、地域の現状や課題等について話し合う「地区車座座談会」を市内6地区で開催したほか、子育てや防災等のテーマ別と市政全般について意見を伺う「SHIMODAまちづくりミーティング」を市民文化会館で5回開催し、市民の皆さまと市政に関する意見交換、質疑応答を行いました。
いただいた貴重なご意見は、それぞれの担当において対応等を検討してまいります。詳細は市ホームページで公表しております。ここでは、主な内容をご紹介いたします。

◆子育て・教育
Q.人口減少に伴い、小学校の統合や選択制を考えているか。
A.市の母体も小さいこともあり、現在のところは考えていないが、中学生が1学年130人前後、幼保の子どもが70~80人程度、0歳児は66人(令和6年10月12日時点)と聞いている。今後、1つの選択肢として選択制も考えられる。

Q.市内の産科が無くなると里帰り出産ができない。存続させることはできないか。
A.子どもが少なくなっている現状から、経営として成り立たなくなってしまった。そもそも結婚をしない人が非常に増えている。多様性の時代ではあるが、結婚もいいものだというメッセージを出すことも大事だと思っている。また、ここで育てたいと思ってもらうことも非常に重要と考えており、この地域でも充足した教育を受けることができる環境を作らなければいけない。市としてもグローカルCITYなど、いろいろなことにチャレンジをしている段階。こうしたらいいという意見があったら教えていただきたい。

Q.こども園が1つになると議会で答弁していたが、具体的に決まっているのか。
A.現在、0歳児と1歳児は定員いっぱいの状態であり、施設改修等、受入体制を検討している。庁舎完成予定の令和8年度に合わせたいと思っているが、現実問題として難しい。できるだけ早くと思っている。

Q.大人も楽しく学べる学習の場があるといいと思うが、そういったものはすでにあるのか。
A.高齢の方には寿大学、葵学園を行っていたが、以前に比べて機会が減っていると感じている。要望があったことを生涯学習課とも共有していく。

◆防災・環境
Q.津波避難タワーの設置について、市の考えを教えてほしい。
A.能登半島地震を踏まえ、津波避難タワーの必要性について検討していきたい。

Q.避難路は狭い階段を上ることになるが、ブロック塀や家屋に囲まれている。避難路を調査し、整備していただけないか。
A.令和7年度末でTOUKAI‐0が終了予定であることから、ダイレクトメールで無料耐震診断の利用を呼びかけている他、テレビCMや県職員とともに市職員が地域を回って耐震化を促している。また、避難路の整備については、自主防災会からの申請により、同会が行う整備について補助している。自主防災会を中心にお話をしていただきたい。

Q.災害時に旅館等の宿泊施設を使用できるか。
A.観光客については、基本的に災害が発生したらいかなる手段を使ってでも帰っていただくことになる。下田温泉旅館組合の加盟ホテル14施設と、福祉避難所として利用することを県と共同で協定を結んでおり、使用することができる。

Q.防災備蓄品は、旧白浜幼稚園に集中されているのではないかと思うが、分散する必要があるのではないか。
A.当年度買う備蓄品は旧白浜幼稚園に備蓄しているが、そこから各防災倉庫へ分散して順次入れ替えを行っており、認定こども園などにも保管している。

Q.広域ごみ処理施設の完成までは現施設は維持されるのか。
A.現状を維持する。ただし、施設を使いながら建設をすることになるため、ペットボトルやビン等を分別する高台にある施設を仮設で先行移転し、そこに焼却施設を建設し、建設後、現焼却施設を解体して資源化施設を建設する計画。

Q.山の土砂崩れ対策について、市の対策を教えてほしい。
A.森林環境譲与税を活用して対策する方法があるが、すべての木を間伐、伐採することは難しい。道路に木が落ちそうであれば、道路管理者の特権として除去することができる。

Q.山の地権者が不明なことが多く山が荒れている。
A.これについても森林環境譲与税を有効に活用した整備を検討している。計画を策定し、お示しができればと思う。

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