11月11日は『介護の日』特集 介護の仕事が楽しくて

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あなたは、介護の仕事に、どんなイメージを持っていますか?
高齢者が増え、常に人手不足の介護業界は、大変な仕事だと思われるかもしれませんが、働いている人たちの声を聞くと、「達成感、やりがいを感じる」「自分に合っている」「介護の仕事ができて幸せだ」という人が数多くいます。
今月の特集は、介護の現場で楽しく働いている人の声をお届けします。

■訪問看護師
看護師も幸せに
野中(のなか)　美保子(みほこ)さん

私たち訪問看護師の仕事は、ご自宅で利用者の健康状態を看て、日常生活を整え、ご家族の暮らしを支えることです。
病院勤務の看護師と大きく違うのは、一人の患者(利用者)にゆっくりと時間をかけて接することができることです。
ご自宅という、利用者にとって住み慣れた空間に毎週訪問して、利用者やご家族に安心感を提供できるよう努力します。真夜中に連絡があって駆け付けることもありますが、「ありがとう」「あなたがいてくれて安心した」と感謝の言葉をいただけると、看護師としての幸せを感じずにはいられません。

■ケアマネジャー
チームで支える幸せ
中田(なかだ)　智己(ともみ)さん

私たちケアマネジャーの仕事は、利用者の相談に応じて希望や状況を確認し、その人らしく生活ができるよう、ケアプランを作成したり事業所や自治体と調整したりすることです。
利用者とサービスをつなぐパイプ役として、事業所や地域の人たちとつながりを持つことができます。人見知りだった私も多くの人たちと関わり、信頼関係を築くことができました。私は直接介護をするわけではないですが、サポートするチームの一員として、利用者の笑顔や元気な姿を見て幸せを感じることができます。

■介護福祉士
家族を看るような仕事
ヘマさん　プトゥリさん

私たち介護福祉士は、食事や入浴の介助など、利用者の日々の暮らしをサポートするのが仕事です。利用者と共に過ごし、家族の代わりに日常生活をお手伝いしています。

▽ヘマさん
利用者と一緒に身体を動かす時間が楽しいです。利用者の皆さんに対しては、祖国の家族のように、優しい気持ちで接しています。「ありがとう」と言ってもらえると、自分の親に恩返しできたような気持ちになり、私自身もうれしくなります。

▽プトゥリさん
利用者の皆さんからいろんな昔話を聞くことができるので、日本語や日本の歴史の勉強になって面白いです。楽しそうに話す利用者の笑顔を見ると、私もうれしくなるし、介護で学んだ知識は、いずれ自分の両親を看るときも役に立つと思います。

■デイサービス
趣味や特技で幸せになれる世界
倉田(くらた)　一秀(かずひで)さん

私たちのデイサービス(通所介護施設)では、私のギター伴奏に合わせて利用者が歌を歌うのが日課です。これは、私が趣味で活動していた音楽を介護に取り入れたところ、歌が好きな利用者に好評だったので、以来、ずっと続けています。
毎日音楽に触れることで利用者がリラックスできるのはもちろんですが、皆さんが自分のギター伴奏での合唱を心待ちにしてくれることで自分自身もうれしくなります。介護の仕事は、音楽に限らず自分の好きな趣味や特技を生かして、サービス利用者と提供者が共に幸せになれる世界だと思います。

■パブリックコメントを募集します
「地域で支えあい、だれもがすこやか、元気に生きるまち」を実現するため、伊豆の国市高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画を策定し、取り組んできました。
前期計画が令和5年度をもって終了することから、伊豆の国市高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画を策定します。皆さんの意見を広く聴取するためパブリックコメント(意見公募)を行います。詳しくは、市HPをご覧ください。

■介護の相談先
介護や支援が必要だと思ったら、長寿介護課または各地区の地域包括支援センターにご相談ください。

▽地域包括支援センター

■あなたの力が必要です　介護スタッフ募集中
・介護の仕事に興味を持った人は、ぜひ一度ご連絡ください。
・県による介護人材育成事業もあります。未資格者も大歓迎です。詳細は県HPをご覧ください。

問合せ：長寿介護課
【電話】0558-76-8009