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自治体の皆さまへ

CIR(国際交流員)の都市交流奮闘記 アノンのあのね

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静岡県伊豆の国市

■第6回 国際女性デー

皆さん、サェンバェノー(こんにちは)!伊豆の冬は暖かく、厳しい寒さを感じないうちに2月が終わってしまいました。伊豆の国市にはほとんど雪が降らないので、少し寂しかったのですが、いよいよ桜の綺麗な季節が訪れると思うととてもうれしいです。
さて、今月皆さんにお伝えしたいのは1975年に国連が定めた3月8日の「国際女性の日」(International Women’s Day)です。「国際女性の日」は、数ある国際デーの中でも最もよく知られているものの一つです。
世界では女性のエンパワーメントやジェンダー平等の社会実現に向けたパネルディスカッション、朝食会、イベントやデモ行進などの活動が数多く行われています。欧米では、春の象徴であるミモザの花を、男性が女性に贈る風習もあり、男女共同参画社会に対する考え方や価値観、そしてお祝いする形は国ごとに異なります。
モンゴルでは、この日を国民の祝日としており、男性たちが身近な女性たちに感謝と敬意を込めてプレゼントをあげたり、料理を作ったり、何かサプライズをして喜ばせたりします。
日本でも近年この日の意識が高くなっています。それは、世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」レポートの効果かもしれません。世界経済フォーラムが経済、教育、保健、政治の分野ごとに計算して国々のランキングを算出しています。
その結果である「ジェンダーギャップ指数2023」において日本は主要先進国最下位の146カ国中125位、モンゴルは80位という結果でした。日本は先進国の中でも多数のランキングで模範的な国ですが、ジェンダー平等が足を引っ張っているといえるでしょう。世界的に見ても圧倒的に低い日本の女性役員や議員の比率など、まだまだ課題は解決していない状況です。しかし、日本政府も長期計画を立てながら女性が活躍できる環境を整えるために取り組んでいるのがわかります。岸田内閣の目玉政策である「新しい資本主義」の中核として、女性の経済的自立を位置付け、政府一体で取り組みを進めているそうです。
この日を盛大にお祝いすることは、世界中の全ての女性たちが尽くしてきた努力と、多様性が尊重される社会に対し、改めて敬意と感謝を示すことになります。
女性だけでなく全ての人々が、幸せな未来を手にするための社会づくりに向けてこの日をお祝いしたいと思います。
それでは、バヤルタェ(さようなら)。

問合せ:協働まちづくり課
【電話】055-948-1412

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