ステージ4
江川太郎左衛門とは、伊豆国(いずのくに)を本拠とした世襲代官の名前です。江川家は代々、この地の代官として民政や海防を担い、地方行政の中心的な役割を果たしました。
ステージ5
江戸時代後期に、江川太郎左衛門の36代・英龍(ひでたつ)が造り始め、37代・英敏(ひでとし)が完成させた韮山反射炉は、平成27(2015)年に明治日本の産業革命遺産の構成資産として世界遺産にも登録された、日本を代表する史跡です。
ステージ6
伊豆の国市は古代から、富士山や狩野川、温泉などの自然に恵まれてきました。
富士山の美しい眺めは人の心を震わせ、狩野川の清流は暮らしを豊かにし、偉人や文人が訪れる温泉街は新しい文化を形成してきました。
私たちは、伊豆の国市の文化財を学ぶことで、自然の恵みに育まれ、現代まで続いてきた地域文化の素晴らしさを知ることができるのです。
■新しい文化財展示施設の建設に向けて
今回ご紹介した伊豆の国市の貴重な文化財の中には、現地で公開されている文化財だけでなく、十分な展示・保管機能を備えた施設がないために非公開のまま眠り続けている文化財も数多くあります。これらを皆さんに公開し、伊豆の国市の歴史・文化の全体像を知っていただくため、市は、新しい文化財展示施設の建設に向けて動き出しました。新しい施設は、市内各所に点在する文化財群の中心であり、児童・生徒の地域学習(史跡巡り)や一般客の周遊に最適な韮山時代劇場となりの大駐車場に、令和7年度末までに建設する予定です。
計画などの詳細は、3月に策定した伊豆の国市文化財展示施設基本計画をご覧ください。本紙のQRからアクセスできます。
※詳細は本紙をご覧ください。
この特集に関する問合せ
問合せ:企画課(歴史・文化拠点施設整備室)
【電話】055-948-1413
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