■第10回 長いお休み
サインバイノー(こんにちは)!アノンです。
日本ではジメジメした梅雨が終わると本格的な夏が訪れます。蒸し暑さを考えると大変ですが海を楽しめる時期がやってきます。モンゴルでも7月は一番暑くなりますが、日本の夏の蒸し暑さと比べれば過ごしやすくて快適です。そして、その快適な季節にナーダム祭があります。「ナーダム」とはモンゴル語で「祭り」という意味で、モンゴル国民にとって一番の祭りなので一週間ほどのお休みがあります。それに続けて有給休暇をとり、そのまま地方に観光に行くなどして快適な季節を楽しむ人が多いです。7月と8月は行政も民間企業もほとんどの人が休暇を取るため、仕事が止まってしまうという現状もあります。日本でいうとお盆休みやゴールデンウィークなど、祝日を合わせて長期間休む感じです。日本には、そんな長い休みはないですよね。しかし、世界で比較すると日本の祝日は多いそうです。
一方、日本の有給休暇消化率は、先進国の中でも最低レベルと言われ、およそ50%前後で推移しているようです。私が思うに、日本人は自分より相手を優先する国民性で、同僚に迷惑をかけないように頑張る気持ちの表れだと思います。日本人は働きすぎだと思いますが、皆さんはどう思いますか?私は、日本人のその心遣いに感動しますが、自分の幸せも大事にしてほしいです。
それでは、バヤルタェ(さようなら)。
問合せ:協働まちづくり課
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