■クレジットカード不正利用被害の急増
(文と絵)司法書士 山田茂樹
2023年のクレジットカードの不正利用被害額は、541億円にものぼっています。その被害の多くは、クレジットカード番号などを盗用する「なりすまし」によるものです。その手口は、正規のクレジットカードを装ってカード情報を入力させる「フィッシング」によるものです。また、ブランド品などの商品を格安で販売する偽ショッピングサイトと偽クレジットカード会社のサイトを組み合わせた巧妙なものもあります。
私たち消費者は、(1)カード会社を名乗るメールは安易に信じない、(2)極端に値段が安いショッピングサイトは疑う、(3)クレジットカードの利用明細をこまめに確認し、覚えがない決済があった場合はすぐにカード会社に連絡するなどの対策をとる必要があります。
[消費生活相談]
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