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令和4年度決算報告

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静岡県函南町

令和4年度の一般会計と各特別会計(国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、下水道事業、上水道事業、簡易水道など)の決算が議会9月定例会で承認されました。
皆さんに納めていただいた税金、国や県から交付される補助金などがいくら入り、どのように使われたのかをお知らせします。

■一般会計

▽歳入
町税歳入が2・0%増
皆さんから納めていただいた町税が52億9531万5千円で、前年度に対して2・0%の増、歳入全体の37・6%を占めています。
国からの負担金や補助金である国庫支出金は、令和3年度に実施した子育て世帯臨時特別給付金給付事務事業費の皆減などにより、24億857万4千円で、前年度に対して14・5%の減、歳入全体の17・1%を占めています。
また、町税や使用料など町が収入するお金(自主財源)は歳入全体の51・4%で、地方交付税や国・県からの補助金、町債などにより収入するお金(依存財源)は、歳入全体の48・6%を占めています。


町民の皆さん1人あたりに換算すると…
1人あたり:143,575円
軽自動車税3,465円
町たばこ税7,548円
固定資産税64,421円
入湯税165円
都市計画税5,877円
町民税62,099円
令和5年3月31日現在の人口36,882人で換算

▽歳出
トップは民生費
目的別の区分で、歳出全体に占める比率のもっとも大きいのが民生費の50億1399万4千円で、全体の37・6%を占めています。
これは、心身障害者、高齢者、児童福祉に係る費用で、医療費の助成や各種福祉サービスの提供、保育園の運営などに要した費用です。次に大きいのが総務費で、19億5086万6千円で、全体の14・6%を占め、職員の給与や選挙事務などに要した費用です。続いて大きいのが教育費で、17億3482万2千円で、全体の13・0%を占め、幼稚園、小・中学校の維持管理や文化センター、かんなみ知恵の和館、かんなみ仏の里美術館などの社会教育施設の維持管理などに要した費用です。
また、性質別の区分では、物価高騰の影響により、光熱水費や委託料などの物件費が前年度に対して12・9%の増、全体の18・9%を占める高い割合となりました。

町民の皆さん1人あたりに換算すると…
1人あたり:361,987円
労働費359円
農林水産業費5,994円
消防費16,628円
公債費26,408円
教育費47,037円
民生費135,947円
災害復旧費267円
議会費2,857円
商工費9,536円
土木費23,263円
衛生費40,796円
総務費52,895円
令和5年3月31日現在の人口36,882人で換算

■特別会計
特定の事業を行う12の特別会計(土地取得、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、平井財産区、上沢財産区、下水道事業、農業集落排水事業、上水道事業、畑・丹那簡易水道、田代・軽井沢・丹那地区簡易水道、東部簡易水道)の歳入・歳出決算額は次の表のとおりです。

(※)公営企業会計

■健全化判断比率資金不足比率

▽函南町は健全
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づいて、健全化判断比率(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)と資金不足比率を公表します。
町は健全化判断比率および資金不足比率において、健全化基準を下回っているため、健全な財政状況といえます。

健全化判断比率

実質赤字比率、連結実質赤字比率は黒字であるため「-」で表示されています。


資金不足比率

黒字であるため「-」で表示されています。

■主要施策

▽重層的支援体制整備事業
県下に先駆けて重層的支援体制整備事業を開始し、従来の支援体制では対応が困難であった地域住民が抱える複雑化・複合化した課題に対応することができる包括的な相談支援体制を構築しました。

▽新型コロナウイルス感染症対策事業
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、公共施設への空気清浄機の配備などの感染防止対策や事業者支援・地域経済活性化を目的としたかんなみプレミアム商品券販売事業、物価高騰対策を目的とした各種支援金の交付事業などを実施しました。

問合申込先:企画財政課
【電話】979-8101

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