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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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静岡県函南町

謹賀新年
令和6年の輝かしい新春を寿ぎ心からお慶びを申し上げます

■函南町長
仁科 喜世志

希望に満ちた輝かしい令和6年の新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
また、日ごろより町政運営について、深いご理解と温かいご支援をいただき、心から御礼を申し上げます。昨年は、長く続いた新型コロナウイルスの感染拡大に加え、エネルギー価格・物価高騰などにより、町民の皆さまの生活や多くの事業者の皆さまの経営環境に大きな影響が生じました。函南町では、国の支援のもと厳しい状況を強いられている町民の皆さまや事業者の皆さまへの支援を進めてまいりました。
さて、函南町は令和5年4月1日に町制施行60周年を迎えました。昨年は、町民の皆さまと60周年を祝福し、次なる時代に向けて新たなスタートの年となりました。60周年記念事業では、記念式典・講演会のほか、かんなみフェスティバルなど多様な事業を通して多くの皆さまにご参加いただき、町への愛着を改めて深くする機会となったことと嬉しく思います。引き続き、持続可能な町であり続け、将来を見据えた町づくりに取り組んでまいります。
これまで函南町では、六次にわたる総合計画を策定し、魅力と活力に満ちた町づくりを進めてまいりました。総合計画では「環境・健康・交流都市函南~住んでよし訪れてよし函南町~」に基づき、3つの政策分野を掲げております。
1つ目の「環境」の分野では、町民の皆さまの生命と財産を守るとともに、快適に安心して暮らせる環境づくりを目指し、継続した防災減災対策、都市基盤および交通基盤整備を計画的に進め、循環型社会の形成で効率的な都市づくりを目指します。
2つ目の「健康」の分野では、誰もが生き生きと暮らせる健康づくりを目指し、少子高齢化が進むなか、お年寄りや身体の不自由な人が、元気に生活できる福祉施策の充実に努めるとともに、子育て支援の充実を図ります。
3つ目の「交流」の分野では、民間施設や公共施設を拠点とした、人、物、情報の交流や地域コミュニティ活動の促進を図り、魅力と賑わいのある町づくりを目指します。函南町および県東部、伊豆半島の情報発信を積極的に行い、町内で多種多様な交流が生まれるよう努めます。
また、現在の町の施策や財政状況を町民の皆さまに広くお伝えし、皆さまのニーズを的確に捉え、効率的かつ、函南町に合った独自性の高い施策を皆さまと共に立案するために、まちづくりブロック懇談会を開催するなど、さまざまな立場の人から多種多様なご意見やご要望を積極的に伺い、町民の皆さま一人ひとりが主役となる町づくりを進めてまいります。コロナ禍を脱し、国は経済状況の正常化を目指しておりますが、社会はめまぐるしく変化しております。大変、厳しい社会・経済状況の中ではありますが、しっかりとした目標、ビジョンを掲げ、快適な環境で安心して暮らせる魅力のある町の実現に向け、町民の皆さま、事業者の皆さま、そして行政の「協働」により、一丸となって取り組んで行くことが重要であると考えております。
辰年の「辰」は、「振るう」という文字に由来しており、自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表すといわれています。希望ある未来に向かい、力強い龍のように活力に溢れる年にしたいと思います。
皆さまには引き続き、町政運営に対するご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、今年1年平穏で、皆さまにとりまして、ご健勝で幸多き年となりますよう、ご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

■函南町議会議長
田口 彰一
令和6年の新春を迎えるにあたり、町議会を代表し、謹んでご挨拶を申し上げます。
町民の皆さまにおかれましては、輝かしい令和6年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日ごろから、町議会の運営に対しまして、多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
さて、町議会におきましては、昨年の4月に4年に1度の改選が行われ、町民の皆さまの付託を受けた16人の議員による新たな体制のもとで始動しました。議員一同、皆さまのご期待に応えるべく、決意を新たにしたところであります。
一方、町におきましては、昨年の4月1日に町制施行60周年という大変意義のある節目の年を迎えました。
令和5年7月29日には、町制施行60周年記念式典・講演会、令和5年11月25日には「次世代へ繋げるかんなみの宝」をテーマにかんなみフェスティバルなど、さまざまな記念事業が実施されました。
これまで町の発展のために、その歴史を紡いできた歴代の町長をはじめ職員、ご尽力いただいた多くの町民各位に、心から敬意を申し上げます。
町議会としましては、今後もその意志を受け継ぎ、町民の皆さまの声を町政に反映すべく、より一層努力してまいります。
そのような中で、長引く新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されました。これまでの法律に基づく自粛や行動制限を求められることが緩和されたことで、ウイズコロナ・アフターコロナを視野に入れながら、各種施策の実施について、町と共に取り組んでまいりました。
町民の皆さまが生活していく中で、厳しい社会経済状況とともに、現在物価高や原油高の問題に直面しているため、町民の皆さまの安心・安全を守り、暮らしやすい町にしていくことが、議会に寄せられている思いとして、大変大きく感じています。
そのことを踏まえ、この1年間で4回の定例会と1回の臨時会を開会し、補正予算を含め126件の議案を議決するなど、円滑な議会運営を行ってまいりました。
本年も町議会としましては、「安心で安全なまちづくり」を推進するため、限られた財源資源の中で、最大限の効果が上げられるよう、第六次函南町総合計画の基本理念である「環境・健康・交流都市函南~住んでよし訪れてよし函南町~」の実現に向けて、町が実施するさまざまな施策や事業に対し、議会の団体意思決定機能や監視機能を強化し、町民を代表する立場で、費用対効果を精査検証していきます。また、町の発展と町民の生活向上のため、町民の皆さまのご期待に応えられるよう尽力してまいります。
今年の干支は、「辰」であります。十二支の5番目の干支である辰は、十二支の中で唯一の空想上の生き物ですが、力強さや成功を象徴していることから、さまざまな願いを叶えてくれるだけでなく、あらゆる物事を良い方向に導いてくれる力があるとされています。
厳しさ続く社会・経済情勢ではありますが、今年は、一歩一歩着実に前進し、希望あふれ力強く飛躍する年になると考えています。
結びに、新しい年が町民の皆さまにとりまして、幸せで笑顔に満ちた実り多い1年となりますよう、心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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