し尿処理場(こだま苑)では、昭和60年から有機性廃棄物の有効利用のため町内で発生した「し尿」、「浄化槽汚泥」を肥料化する施設を導入し、液体肥料(液肥)を生産しています。
生産された液肥は無料で使用することができますので、家庭菜園などで液肥を使用してみませんか。
■液肥とは
昔は未処理のまま農地にまいていたし尿などを、60度前後の温度で約1か月間発酵させ、大腸菌群、病原菌、寄生虫卵を死滅させた衛生的な液体肥料です。ビニール、布、石や砂は取り除いてありますので、安心してお使いください。
▽液肥の利用目安
・プランター(60cm×20cm):約500ミリリットル初めて使用する場合は、様子を見ながら使用してください。
・畑10a(1反):2.0キロリットル~6.0キロリットル作物栽培計画や作物の種類によって、不足する成分は肥料を与えてください。
■受け取り方法
し尿処理場(こだま苑)には、500ℓの液肥貯留タンクが設置してあり、容器を持参すれば、いつでも液肥をご自由にお持ちいただけます。
▽使い方
蛇口を空けると液肥が出てきます。ペットボトルなどの容器をご用意ください。
▽し尿処理場(こだま苑)案内図
※詳細は本誌を参照ください。
■散布を希望する場合
農地などに散布する場合など量が多い場合(1.8キロリットル以上)は、職員が散布車にて散布をします。こだま苑またはごみ焼却場、環境衛生課にお申し込みください。
※液肥・散布ともに無料です。散布を希望する人で、車両の侵入ができない場合、お断りする場合があります。事前に確認をお願いします。
問合先:
し尿処理場(こだま苑)【電話】974-2249
ごみ焼却場【電話】974-0223
環境衛生課【電話】979-8112
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