全国各地で台風や地震による被害が発生しており、8月には南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、災害に対する日ごろからの備えの重要性が再確認されました。県と町は12月第1日曜日の「地域防災の日」を中心に地域防災訓練を実施し、自助、共助による地域防災力の向上を図ります。
◆地震に備える
地震はいつ起こるのかわかりません。日ごろから次のことを実践し、避難方法(避難所・縁故避難・在宅避難)などを家族で話し合い、情報を共有しておきましょう。
1.家具類の転倒・落下・移動防止対策
自宅の耐震性能に関わらず、転倒した家具や落下物により負傷するケースがあります。最悪の場合、圧死ということにもなりかねません。特に、寝室や居間などの居住スペースや出入口までの避難経路になり得る場所の家具類について、事前に対策をしておきましょう。
2.自宅の耐震診断・補強
昭和56年5月31日以前(建築基準法の旧耐震基準)に建築(着工)された木造住宅については、耐震診断を受け、診断結果に基づいた耐震補強を行いましょう。自宅の耐震診断・耐震補強については、都市計画課(【電話】979-8117)にお問い合わせください。
3.非常食や非常用持出品の備蓄
食料や飲料水は、可能であれば7日分(最低でも缶詰などの調理を必要としないもの3日分、飲料水は1日1人当たり3リットル換算)を備蓄しておきましょう。また、携帯トイレなどの生活用品に加え、オムツなどの家族構成に応じた備蓄品を準備しておきましょう。
4.避難場所や避難経路の確認
安全な避難ができるように、さまざまなケースを想定した避難先や経路を確認しましょう。避難所での集団生活は、感染症のリスクが高まることなども考えられるため、被害のない親戚や知人宅への縁故避難も検討しましょう。なお、自宅に倒壊の危険性がなければ、在宅避難が可能です。そのためにも、日ごろからの備えが大切です。
問合先:地域安全課
【電話】979-8102
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