第35回:若い世代でも老眼?スマホ老眼に気を付けて
スマホを見ていたら、近くや遠くの文字がぼやけたり、焦点が合いにくいことはありませんか。それは「スマホ老眼」かもしれません。
スマホなどの電子機器画面と目の距離が短い状態で見続けることで、筋肉が凝り固まりピント調節が働きにくくなります。老眼は、遠くは見えますが、手元に焦点が合いにくくなります。一方、スマホ老眼は手元や遠くにピントが合いにくく、一晩寝ると元通りになっていることが多くみられます。そのまま放置をすると重症化し、眼精疲労や頭痛や吐き気などにつながるため注意が必要です。
また、目が悪くなったと勘違いをしてメガネやコンタクトの度を上げてしまうと一時的には見えるようになりますが、さらにピント調整に負担がかかります。
角膜が傷ついている可能性もあるため、見え方がおかしいと思ったら、まずは眼科を受診し医師に相談をしましょう。
■スマホ老眼を防ぐコツ!
▽スマホの使い方
・1時間に10分は休憩をし、長時間の連続使用は避ける
・30cm以上離して使用する
・画面を少し暗めに設定する
・見やすい文字サイズに変える
・ブルーライトカットフィルムを貼る
▽目の疲労回復力アップ
・目薬を差して目を乾燥させない
・目を温める
・目のストレッチをする
・10秒ずつ上下左右に目のみ動かす、遠くと近くを交互に見る
・まばたきを多くする
問合先:健康づくり課
【電話】978-7100
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