◆一般会計の歳入
《令和6年度当初予算》
一般会計:137億2,800万円(10.1%増)
特別会計:111億4,294万6千円(0.4%増)
総額:248億7,094万6千円(5.5%増)
◆一般会計
令和6年度函南町当初予算が3月定例議会で可決されました。一般会計の予算額は137億2千800万円で、令和5年度と比べて12億5千400万円(10・1%)の増額となりました。
第六次函南町総合計画後期基本計画の3年目として、主要事業の着実な推進に努め、基本理念「環境・健康・交流都市函南」の実現のため、限られた財源での行政効果の最大化を図っていきます。
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の第2類から第5類へ移行されたことから、平穏な日常を取り戻しつつあり、町内経済も緩やかな回復が見られました。
令和6年度予算は、物価高騰をはじめとする財政運営上の課題の長期化・恒常化が懸念されますが、脱炭素化や省エネルギー化、公共施設の長寿命化対策の推進など未来に向けた投資を着実に行い、町民の皆さんの豊かな生活の実現につなげていく取組みを進めていきます。
◆一般会計の歳出
◆特別会計の予算
◆公営企業会計の予算
〈借入金の状況〉
▽年度末借入金(地方債)残高
令和4年度決算額:約151億円
令和5年度見込額:約153億円
令和6年度見込額:約158億円
(一般会計:97億6千万円)
(その他会計:60億4千万円)
地方債は道路、学校、下水道などの都市基盤整備に活用されます。地方債の返済は将来の経常的経費になるため、計画的な借入れに努めています。
◆一般会計 当初予算の推移(過去5年間)
◆自主財源と依存財源
一般会計の歳入は、町で自主的に収入できる「自主財源」と、国や県などから交付される「依存財源」に大きく分けられます。この自主財源が多いほど、行政活動の自主性と安定性が確保できます。
函南町の場合、自主財源が49%、依存財源が51%です。
◆一般会計と特別会計
地方公共団体の会計には、一般会計と特別会計があります。
一般会計は、町の行政運営の基本的な経費が計上される会計です。
特別会計は、特定の事業を行う場合に設置される、一般会計と区分して歳入歳出を経理するための会計です。
◆特別会計
函南町では、特定の事業を行う12の特別会計(うち6つは公営企業会計)があり、予算総額は111億4294万6千円で、令和5 年度と比べて4億4万3千円(0・4%)の増額となりました。
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