令和6年度 函南町の予算(2)

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【「環境・健康・交流都市　函南」の実現を目指して】
～未来にシフトするまちづくり～

《基本目標1》快適に安心して暮らせる環境づくり　17億1,157万円
○消防・防災力を強化するため、地域安全課の新設、役場消防隊の体制強化、耐震性防火水槽の新設、第1分団消防団詰所の建て替えを実施します。
○公共施設の省エネルギー化を推進し、環境保全や経常経費の削減に繋げるため、役場庁舎、湯～トピアかんなみ、農村環境改善センター、西部コミュニティセンター、知恵の和館および函南町体育館の照明LED化事業を実施します。

《基本目標2》コンパクトで効率的な都市づくり　11億1,454万6千円
○公共交通空白地域の解消のため、市街地南部における拠点循環バスや大場駅と函南駅の間でデマンドタクシーの実証運行を実施し、町の公共交通ネットワークの構築を図ります。
○渋滞の緩和や児童生徒などの安全を確保するために道路整備を行うとともに、橋梁やトンネルなどの道路施設の長寿命化を図り、快適な環境で安心して暮らせるまちづくりを目指します。

《基本目標3》誰もが活き活きと暮らせる健康づくり　32億4,839万8千円
○介護、障害、子ども・子育て、生活困窮など、対象者の属性を問わず、包括的に相談を受け止め、関係機関へ繋ぎ連携して支援します。また、住民が地域社会に参加する機会を創出し、生活課題の解決に係る体制整備、地域住民相互の交流の場づくりを支援します。
○子育て世帯が安心して妊娠期から出産・子育て期を送ることができるよう、一貫した伴走型の相談支援を充実させるとともに、妊娠・出産後に応援金を交付する経済的支援を一体として実施します。

《基本目標4》生涯にわたる学びを支える教育・文化づくり　45億8,891万円
○建築後40年以上が経過し、経年劣化が見受けられる西小学校校舎棟の施設延命化を目的として工事を実施するとともに、学習環境の多様化に対応できるよう施設内の改修を行い、児童への安心・安全な学校生活と良好な教育環境の提供を目指します。
○待機児童の解消を図るとともに、今後の保育需要の高まりに対応するため、町内の幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するための改修工事設計業務を実施します。

《基本目標5》活力とゆとりを生み出す産業づくり　4億4,379万7千円
○新田排水機場の既設排水ポンプ5基すべてを稼働させることが出来る非常用発電設備を設置し、停電時においても通常時と同様にポンプの稼働を可能とすることで、地域住民の生命、財産の安全への寄与を図ります。
○ふるさと納税を受けるポータルサイトを追加することで、函南ブランドなど町の地域特産品の魅力をこれまで以上に幅広く発信し、寄附件数および寄附額の増加を図り、地域産業の活性化に繋げます。

《基本目標6》魅力とにぎわいのある交流づくり　26億2,077万9千円
○期間満了を迎える現行の施設予約システムについて、利用者がより使いやすいシステムの構築を行い、利便性の向上、施設予約の円滑な運営、管理を図ります。
○庁舎竣工から18年が経過した設備について、公共施設総合管理計画に基づき長期的な視点をもって更新・長寿命化を実施し、安定的な行政運営および財政負担の軽減に繋げます。

◆令和5年度から令和6年度に繰り越して行う主な事業(繰越明許費)
○まちづくり事業　6,511千円
エメラルド区水道事業の行政移管に向けた適正な手法の検討を引き続き行います。

○新型コロナウイルスワクチン接種事業　2,620千円
新型コロナウイルスワクチン接種事務に係る費用になります。

○戸籍住民基本台帳事務事業　14,795千円
戸籍情報システム、戸籍附票システムおよび住基システムを引き続き整備します。

○物価高騰支援給付金給付事務事業　144,853千円
住民税均等割のみの課税世帯への給付金などに係る給付金費および事務費になります。

※繰越とは、年度内に事業が完成せず、議会の議決を得て、翌年度に予算を繰り越して使用するものです。

問合先：企画財政課
【電話】979-8101