市制施行80周年を迎えた令和4年度は、第5次富士宮市総合計画後期基本計画の初年度として、平成28(2016)年度から進めてきた前期基本計画の進捗状況を踏まえた政策を推進し、人口減少や公共施設の老朽化への対策など、将来の財政負担を考慮した財政運営を行いました。
■一般会計
◇歳入…575億7,918万円(前年度比 +8億3,059万円)
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業や畜産競争力強化対策整備事業費補助金などによる繰越金の増額、ふじのみや寄附金の増額、固定資産税のコロナ特例終了による市税の増額などにより、歳入総額は令和3年度と比べて増額となりました。
◇歳出…544億9,522万円(前年度比 +16億7,075万円)
富士山世界遺産センターと富士山本宮浅間大社を中心とした中心市街地や構成資産の整備、公共施設やインフラの強靱化、市立病院を核とした地域医療体制の確保や充実、地域子育て支援センターを併設した市立児童館「らっこ」の開館、コワーキングスペース整備に対する補助などにより、歳出総額は令和3年度と比べて増額となりました。
■特別会計
一般会計とは切り離され、決められた事業だけを行う会計です。
■公営企業会計
法令に基づき、原則、独立採算で運営している会計です。
■財政は健全です
昨年度に引き続き、健全化を判断する全ての数値が基準内となっています。
◇実質赤字比率(一般会計の赤字の割合)
令和4年度…黒字
◇連結実質赤字比率(一般会計のほか、特別・企業会計も含めた全会計の赤字の割合)
令和4年度…黒字
◇実質公債費比率(標準的な市の財政規模に対する借金返済額の割合)
早期健全化基準である25%を大きく下回っています。
◇将来負担比率(標準的な市の財政規模に対して、将来に負担が見込まれる負債などの割合)
早期健全化基準である350%を大きく下回っており、将来負担比率は生じていません。
問合せ:財政課
【電話】22-1115【FAX】22-1206
<この記事についてアンケートにご協力ください。>