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特集 戦国時代の富士宮(3)

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静岡県富士宮市

■浅間大社東側にあった「大宮城」
大宮城は、浅間大社の大宮司(だいぐうじ)※1を務めた富士氏が拠点とした場所で、富士城ともいわれます。
1561年、今川氏真は、浅間大社の東側にあった大宮城に城代(じょうだい)※2として富士信忠を置きました。当時の大宮城は、周りを堀で囲み、土塁(どるい)※3を作って守りを固めていました。
大宮城の戦いで降伏した信忠から武田氏に大宮城が明け渡されると、大規模な改修が行われました。
武田信玄は、大宮を拠点に北条氏と蒲原城などで戦いを繰り広げました。
武田氏が織田氏の攻撃を受けると、大宮城は織田氏と同盟を結ぶ北条氏によって焼かれました。
大宮城跡からは、多くのかわらけ※4や、雁股鏃(かりまたぞく)※5などが発掘されています。

※1 神社の役職で神職の長
※2 城主の代わりに城を管理する者
※3 敵の侵入を防ぐために盛り土などで築いた堤防状の防壁
※4 儀式やもてなしなどで使われた素焼きの土器
※5 先端が2つに分かれた内側に刃の付いた武器

■「徳川家康公ゆかりの地」をオリジナルロゴでPR
オリジナルロゴマークでラッピングした、バス1台とごみ収集車4台の運行が始まりました。
令和6年3月末まで、バスは富士宮市と東京駅を結ぶ高速便で首都圏を走行し、ごみ収集車は市内を走行し、2023年大河ドラマ「どうする家康」ゆかりの地「富士宮市」をPRします。

■〔企画展〕どうなる、富士宮?-家康が生きた時代をたどる-
徳川家康が生きた戦国時代の富士宮を、古文書などの史料をもとに紹介します。
日時:5月20日(土)~7月10日(月)9:00~17:00
(6/12(月)・13(火)・19(月)~21(水)を除く)
場所:文化会館1階郷土資料館
料金:無料
その他:5月20日(土)10:00~学芸員が解説します。

問合せ:文化課
【電話】22-1187

■〔冊子配布〕どうなる、富士宮?-戦国時代の富士宮探訪-
戦国時代の富士宮に関連する歴史や史跡を紹介する冊子を配布します。
料金:無料
申込み:市役所6階文化課、埋蔵文化財センター(長貫747-1)、出張所、公民館、図書館、文化会館、交流センター窓口で
その他:市公式ウェブサイトでも見ることができます。
【HP】トップページ〉市民の皆さんへ〉教育・文化・スポーツ〉文化財〉どうする家康

問合せ:文化課
【電話】22-1187

■歩く博物館探索会
解説を聞きながら駿河国と甲斐国を結ぶ中道往還(甲州街道)を通る「歩く博物館Eコース(北山地区)」を探索します。
日時:6月3日(土)9:00~12:00
場所:北山出張所
料金:無料
講師:渡井一信(郷土資料館)
申込み:不要。直接現地へ
その他:雨天中止。実施の有無は、当日7:30~電話で確認できます。

問合せ:文化課
【電話】22-1187

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