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世界文化遺産ー富士山の麓ー

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静岡県富士宮市

※富士山ネットワーク会議 広報研究会 共通紙面

富士山の麓にある4市1町で構成される「富士山ネットワーク会議」。広域で連携し、よりよい住民サービスの提供に努めることを目的に活動しています。
今年6月22日(木)に富士山が世界文化遺産に登録されて10周年を迎えることから、世界中の人に愛され信仰の対象になっている富士山にまつわる各市町のトピックスを紹介します。

■富士宮市
富士宮にときめくフェス―このまちを、もっと好きになる。―
富士山の開山と世界遺産登録10周年を祝い、市内約30の事業者などが、富士山にちなんだ商品の販売や、ワークショップを行います。富士宮の魅力が集結するイベントです。
日時:7月8日(土)·9日(日)10:00~16:00
場所:イオンモール富士宮(浅間町1-8)
※推理小説作家横関大さんサイン会(要申込)
※詳しくは、本紙6~9ページをご覧ください

■富士市
富士山に帰る!?かぐや姫の伝説
富士山麓には、月ではなく富士山に帰るかぐや姫の伝説があります。竹から生まれたかぐや姫は、成長すると富士山に登って頂上のほら穴に入り、浅間大菩薩という富士山の神様に姿を変えたというお話です。富士山を神聖視する宗教者たちによって伝えられたと考えられています。かぐや姫が生まれ育った場所とされ、養父を祀(まつ)ることから父宮とも呼ばれる「滝川神社」など、市内には伝説ゆかりの地が多く存在します。
富士市では、伝説の内容がつづられた古文書などを展示している「富士山かぐや姫ミュージアム」があったり、富士市を盛り上げる観光PR大使を選ぶ「かぐや姫コンテスト」を行っています。

■御殿場市
富士山のすべてがわかる!富士山樹空の森
御殿場市の富士山情報発信の役割を担う公園施設「富士山樹空の森」を紹介します。
ビジターセンター内にある「天空シアター」(入場料/大人300円、小·中学生150円)には、富士山の成り立ちや信仰、芸術などテーマ別に映像で学習できる270インチの投影システムがあるほか、市内を拠点に富士山と雲の観測·研究をした阿部正直博士が発明した立体写真箱などが展示されています。また、日本最大級の富士山模型(直径6メートル)にプロジェクションマッピングで富士山の四季や雲の流れを映し出す立体スクリーンがあり、訪れる人を魅了します。
富士山樹空の森で、世界文化遺産登録10周年を迎えた富士山を見直してみませんか。

■裾野市
須山口登山道の起点、須山浅間神社
須山口登山道の起点に位置する須山浅間神社。富士山信仰として富士山をご神体として仰ぎ、幾度となく噴火を繰り返す岳神の霊を慰め奉ったのが始まりと言われています。
1707年の宝永大噴火で須山口登山道の一部が吹き飛び須山浅間神社も大きな被害を受けました。1780年に登山道が復興すると多くの登山者が須山浅間神社を訪れるようになり、賑わいが戻りました。
毎年7月1日には登山の安全を祈願する開山式が行われます。その昔、須山口登山道を通って富士山頂を目指す登山者は、須山浅間神社でみそぎを行い登山の安全を祈願しました。樹齢400~500年の杉の巨木に囲まれ昔と変わらぬ凛とした雰囲気を持つ須山浅間神社で歴史を感じてみませんか。

■小山町
須走口登山道の守護神、富士山東口本宮冨士浅間神社
東口本宮冨士浅間神社は、延暦21(802)年、富士山東脚が噴火した際、須走に斎場を設け、鎮火祭を斎行したところ、同年4月初申の日に噴火が収まり、大同2(807)年に祭事の跡地に神をお祀りしたことが神社の創建と伝えられ、以後、須走口登山道の守護神として信仰されています。
地元の人からは親しみを込めて須走浅間神社とも呼ばれ、地元に根差した神社です。日本の伝統的なスタイルである神前式を執り行うこともできます。
社務所には資料館が併設し、神社所有の宝物や史料類などが展示され、富士山登山道須走口の歴史を知ることができます。入館料無料ですので、須走浅間神社を訪れた際には、合わせてご覧ください。

問合せ:広報課
【電話】22-1119【FAX】22-1206【E-mail】koho@city.fujinomiya.lg.jp

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