■白糸の「幻のカワノリ」を知る
白糸地区を流れる芝川では、かつて「芝川ノリ」と呼ばれる川ノリが豊富に採れ、特産品として幕府や朝廷に献上されていました。しかし、現在では水質の悪化や河川の改修などが原因で生産量が激減し、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定され、「幻のカワノリ」と呼ばれています。
白糸小学校では、毎年、日本大学短期大学部食物栄養学科の石川元康准教授を講師に迎え、学校の敷地内に自生する芝川ノリや、きれいな水でしか生きられない昆虫の観察などを通して、地域の貴重な資源を守るために川の環境をきれいに保つことが必要なことなどを学んでいます。
※写真は本紙裏表紙をご覧ください
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