富士宮市は、数多くの文化財が点在する歴史のまちです。まちの魅力的なスポットを訪ね歩き、身近に見て・触れて・感じてみませんか。
■[泉・野中地区]泉遺跡
富士宮第三中学校の北側にある泉遺跡は、市内に250カ所以上ある遺跡の一つで、弥生時代後期から古墳時代前期頃までや、古墳時代後期から奈良・平安時代頃までの建物跡や土器が多く出土しています。
過去に行われた3回の大きな調査では、竪穴建物跡※1が68軒、掘立柱建物跡※2が2軒、環濠※3と考えられる溝が2条発見されました。
集落の人々は、潤井川によって運ばれた土砂が堆積した周囲より少し高い場所に住み、豊富な水を利用して周辺の低い土地で稲作を行っていたと考えられます。
地層からは、たびたび洪水に遭っても、同じ場所で集落を建て直していたことが分かっています。
※1地面を数十cmメートル掘って半地下の居住空間を作り、木の柱を立て、屋根に土やアシをかぶせて作った建物
※2地面に穴を掘り、柱を立てた建物
※3外敵の侵入を防ぐために、集落の周りに掘った溝
※詳しくは本紙21ページをご覧ください
■歩く博物館 Vコース《泉・野中地区》飢渇川から潤井川コース
市役所6階文化課、郷土資料館(文化会館内) 、出張所または市公式ウェブサイトなどにあります。
【HP】トップページ→市民の皆さんへ→教育・文化・スポーツ→郷土資料館→歩く博物館
■歩く博物館ガイドブック
全24コースの地図と解説付きです。
料金:500円
申込み:市役所6階文化課、埋蔵文化財センターの窓口で
その他:郵送で購入したい場合は、電話またはメールでお問い合わせください。
問合せ:文化課
【電話】22-1187
【メール】e-bunka@city.fujinomiya.lg.jp
問合せ:文化課
【電話】22-1187
【FAX】22-1209
<この記事についてアンケートにご協力ください。>