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ふるさと再発見!! 歩く博物館

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静岡県富士宮市

富士宮市は、数多くの文化財が点在する歴史のまちです。まちの魅力的なスポットを訪ね歩き、身近に見て・触れて・感じてみませんか。

■[宮原地区]富士講の石碑
江戸時代、富士登山によって家族の安全や幸せが約束されると考える「富士講」という組織が関東を中心に広がりました。講(グループ)では毎月お金を積み立て、開山期には代表者が富士登山をするなど、多くの庶民が富士山頂を目指しました。
人穴富士講遺跡には、富士講の開祖とされる長谷川角行が修行した溶岩洞穴「人穴」があり、江戸時代以降、多くの富士講が参拝に訪れました。
富士講の人々は先達(講のリーダー)の供養や富士登山の記念に、洞穴の周辺に講印(講のマーク)を刻んだ碑塔を建立しました。現在も、各地から訪れた富士講の碑塔が200基以上残されています。

◇万野風穴への道しるべ
宮原の県道414号線(富士・富士宮線)沿いには、下谷坂本(現在の東京都台東区)などを拠点とした富士講「東講」が、文政2(1819)年に、当時の宮原村の住民の協力を得て建立した石碑が残されています。石碑の正面には「不二山御麓一心山窟」と刻まれています。
「一心山窟」は、万野風穴のことを指しており、この石碑は万野風穴への道しるべであったと考えられます。
万野風穴は、東講の開祖が修行した場所とされ、東講の信仰の対象になっていました。

■歩く博物館 Nコース《万野原新田地区》万野原開墾の歴史コース
市役所6階文化課、郷土資料館(文化会館内)、出張所または市公式ウェブサイトなどにあります。
【HP】トップページ→市民の皆さんへ→教育・文化・スポーツ→郷土資料館→歩く博物館

■歩く博物館ガイドブック
全24コースの地図と解説付きです。
料金:500円
申込み:市役所6階文化課、埋蔵文化財センターの窓口で
その他:郵送で購入したい場合は、電話またはメールでお問い合わせください。

問合せ:文化課
【電話】22-1187
【メール】e-bunka@city.fujinomiya.lg.jp

問合せ:文化課
【電話】22-1187
【FAX】22-1209

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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