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高校生が市政に一言 第18回 高校生議会(1)

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静岡県富士宮市

11月16日(土)、市内5つの高等学校と富士宮高等専修学校から選出された高校生議員が、市議会本会議場で、普段感じていることや疑問に思うことについて、市当局と議論を繰り広げました。
高校生議会の様子は、市公式ウェブサイトで見ることができます。

◆富士宮北高等学校2年 渡辺ミラノ議員
▽交通事故を防止するカーブミラーの設置
通学途中に、見通しの悪い交差点があるが、カーブミラーがなく車とぶつかりそうになったことが数回あった。
自転車事故の約6割が「出会い頭の事故」という統計もある。
そこで、見通しの悪い交差点へカーブミラーを設置してはどうか。

◆富士宮北高等学校2年 深澤里江議員
▽ボランティア活動の案内の充実
市内で行われるボランティア活動をインターネットで調べると、期限切れの募集情報が掲載されていたり、情報が集約されていないなど、探しにくいと感じた。
そこで、ボランティア活動の情報を回覧板に集約して案内してはどうか。

◆富士宮北高等学校2年 木川春菜議員
▽中学生・高校生に対するバス料金の無償化
バス通学をしている高校生にとって、運賃の値上がりは経済的に大きな負担である。値上がりが原因でバスを利用する人が減ると、将来、公共交通を維持できない可能性がある。
そこで、市内在住の中学生と高校生を対象に、バス料金を無償化してはどうか。

◆富士宮西高等学校2年 武田聡眞議員
▽正しい自転車マナーの周知
イヤホンを着けていたり、スマートフォンを使いながら自転車を運転している人を見かけることが多くあり、いつ事故が起きてもおかしくないと感じる。
そこで、正しい自転車の乗り方を学ぶ講習会を開催したり、安全な自転車の乗り方を紹介する動画を作成してはどうか。

◆富士宮西高等学校2年 山田璃子議員
▽商店街における高校生主催のイベントの開催
まちの中心部である商店街に、にぎわいが少ないと感じる。
そこで、商店街を盛り上げるために、市内の高校生が制作した絵や作品を展示したり、音楽を演奏するなど、高校生が主催して1から作り上げるイベントを開催してはどうか。

◆富士宮西高等学校2年 西井戸美麗議員
▽AEDや心肺蘇生法を学ぶ機会の提供
災害発生時には、AEDや心肺蘇生法などの救急救命についての知識が必要になるが、継続的に学ぶ機会がない。
そこで、各地域で行われている防災訓練で、AEDの使用方法や心肺蘇生法について学ぶ機会を設けてはどうか。

◆富士宮高等専修学校2年 清瑞季議員
▽富士山の眺望を楽しめる展望施設の建設
空前のインバウンドブームの中、近隣の市町では富士山の景色を求めて多くの外国人観光客が訪れている。市内にも観光客をもてなす総合観光施設が必要である。
そこで、富士山の眺望がよく、記念撮影などができる、展望回廊を建設してはどうか。

◆富士宮高等専修学校3年 長谷川真星議員
▽駅周辺のハトへの対策
富士宮駅周辺では、ハトが多く飛来しており、歩いているとき頭上を飛ぶと恐怖を感じる。さらに、糞によって不衛生となり、市のイメージが損なわれている。
そこで、ハトへの餌やりを防ぐために、パトロールをしてはどうか。

◆星陵高等学校1年 塩川莉子議員
▽中・長期留学への支援金制度の創設
以前、市の事業で海外研修に参加したことが、自分の将来について深く考えるきっかけになり、現地の文化に触れることのできる留学の有効性を感じた。
そこで、より多くの中学生や高校生が外国語を学べるように中・長期留学に対する支援金制度を設けてはどうか。

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