◆星陵高等学校1年 山岸優月議員
▽結婚支援による地域活性化
市のアンケート調査によると、未婚者の8割が結婚を望んでいるが、市の出会い交流応援事業「みや恋」への、女性の参加者は少ない。
そこで、イベントに参加しやすくするために、名称の変更や、オンラインでの開催、1,000円程度の参加費用にしてはどうか。
◆星陵高等学校2年 鈴木森羅議員
▽富士山本宮浅間大社のPR
市は、世界遺産富士山の構成資産であることを中心に富士山本宮浅間大社のPRをしており、歴史的・神話的背景のPRが不足している。
そこで、浅間大社が木花咲耶姫命を祀る全国約1,300社の浅間神社の総本宮であることや、古事記の内容を紹介する案内板を設置してはどうか。
◆富岳館高等学校2年 望月宗議員
▽災害への対策
静岡県は、富士山噴火や南海トラフ地震などの災害リスクが高い地域で、災害対策の徹底が必要である。
そこで、ハザードマップの看板の設置や、防災ラジオの無償配布、防災用品の使い方を説明する講座の開催など、災害への備えを強化してはどうか。
◆富岳館高等学校2年 清彩華議員
▽ヤングケアラーの相談窓口の設置
少子高齢化が進行し、共働きの世帯が増えており、祖父母や兄弟などの面倒を見なければならないヤングケアラーが増加している。
そこで、ヤングケアラーの精神的なケアができるよう、学校や病院など、ヤングケアラーの生活拠点の近くに専門の相談窓口を設置してはどうか。
◆富岳館高等学校1年 豊田誠議員
▽市公式SNSの強化
市が運営している公式SNSは、地域の情報は多いが、若者や学生に向けた情報が少なく、若者が現在の市について知る機会が少ない。
そこで、市公式SNSに高校生が出演し、インタビューなどを通して、まちのイベントや市への意見・要望などを発信してはどうか。
◆富士宮東高等学校2年 和田こはな副議長
▽ベビー用品のリサイクル制度の創設
近年、こどもを必要ないと考えている人が増えていると感じる。子育てに係る費用負担が大きいことが原因の1つだと思う。
そこで、不要になったベビーカーやベビーベッドなどのベビー用品を寄付し、必要な人が無償で受け取ることができる仕組みをつくってはどうか。
◆富士宮東高等学校2年 門脇陸斗議長
▽小学生に対する市内企業を学ぶ機会の提供
近年、小学校の社会科見学で市内企業を訪問したり、企業の人から仕事について学ぶ授業が減っている。
将来、富士宮で働きたいと思う人を増やすために、小学校で企業への社会科見学や授業を増やしてはどうか。
◆富士宮東高等学校2年 石川海成議員
▽小・中学生に対する富士山を学ぶ機会の提供
富士山のふもとに暮らす市民にとって、歴史や文化、噴火の危険性など、富士山のことを知る機会が少ない。
そこで、市内の小・中学生が授業で静岡県富士山世界遺産センターを見学したり、市と学校が協力して富士山を学ぶ授業を行ってはどうか。
■第17回高校生議会における提案のうち、実現したものを紹介します。
◇富士宮東高等学校 山田保花さん
[提案]さくやちゃんを多くの人に知ってもらうため、市民体育館などの公共施設や公園に、さくやちゃんを活用した表示板を設置してはどうか。
[成果]市民体育館に設置しました。
◇富士宮北高等学校 遠藤蒼太さん
[提案]E-BIKEを利用する外国人向けに、交通マナーを知ってもらうためのチラシを作成してはどうか。
[成果]E-BIKEの情報を紹介するウェブサイトに、多言語のリーフレットを掲載しました。
◇富士宮西高等学校 佐野嵩太さん
[提案]多くの人に宮バスを知ってもらうため、高校生と一緒に動画を作成し、ユーチューブなどで発信してはどうか。
[成果]西高の生徒が作成した動画を、市公式ユーチューブに掲載しました。
◇富士宮西高等学校 大川颯斗さん
[提案]自分の性を自覚する前の乳幼児の家族に向けて、性の多様性を理解するための記事をガイドブックなどに掲載してはどうか。
[成果]子育て支援ガイドブック「宮っ子育て」に親子で読める絵本などを紹介する記事を掲載しました。
◇富士宮高等専修学校 山口芽玖さん
[提案]富士宮の魅力を広くPRするため、富士宮にゆかりのある人物のキャラクターをつくってはどうか。
[成果]末代上人や長谷川角行などのキャラクターを作成し、市公式ウェブサイトなどへ掲載する予定です。
◇星陵高等学校 内田凌杜さん
[提案]自転車利用者の安全確保のため、ヘルメットを購入した人に対し、補助金制度を導入してはどうか。
[成果]自転車用ヘルメット購入費用の補助制度を創設しました。
問合せ:広報課
【電話】22-1119
【HP】富士宮市について→広聴・広報→広報→第18回富士宮市高校生議会
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