夫婦都市や食のまちづくり交流宣言都市、フードバレー交流都市、ヒメの里交流都市などの提携を結び、さまざまな文化交流を行っています。
■小浜市との食を通じた交流
小浜市が、富士宮市と同じく「食によるまちづくり」を進めていることがきっかけで交流が始まり、平成17年6月4日に「食のまちづくり交流宣言都市」として提携を結びました。
これ以降、小浜市で行われるイベントへ参加したり、食のまちづくりについて意見交換を行うなど、交流を深めています。
◇小浜市で富士宮やきそばを販売
毎年、OBAMA食のまつりに参加し、富士宮やきそばを販売したり、富士宮市の食を紹介する冊子を配布しています。
◇フードバレーサミット
小浜市は、富士宮産業フェアで、フードバレー交流都市の熊本県や帯広市とともに食のまちづくりについて事例発表をしたほか、特産品を販売しました。
■小浜市はどんなまち?
福井県の南西部に位置し、人口約2万8千人、面積約233平方キロメートルのまちで、若狭湾に面しています。
古代から日本海を隔てた対岸諸国との交流があり、日本海側屈指の重要な港として栄えたまちで、「御食国※1」として日本の食文化を支えました。
特産品には、焼き鯖やへしこ※2、小鯛の笹漬けなどがあります。
※1 飛鳥・奈良時代に皇室・朝廷に海水産物を中心とした食料を納めた国のこと
※2 魚を塩漬けにして、米糠に漬け込んで熟成させたもの
◇若狭の海産物
江戸時代以降、若狭湾で水揚げされた鯖などの海産物は、腐らないように下処理して塩をふり、一昼夜かけて京都に運ばれました。
小浜市から、京都まで続く複数の道は「鯖街道」と呼ばれ、若狭湾で取れた海産物は、「若狭もの」として現在も重宝されています。
◇若狭塗箸
重ね塗りした漆の中に、貝殻や卵殻を埋め込んでつくる伝統工芸品で、塗箸の全国シェア80%以上を占めています。
問合せ:食のまち推進室
【電話】22-1691
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