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自治体の皆さまへ

特集 災害に備える(1)~富士市防災訓練~

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静岡県富士市

■関東大震災から100年 今、私たちにできること
9月1日(金曜日)は、富士市総合防災訓練

大正12年(1923年)に発生した関東大震災を教訓として、9月1日は「防災の日」、8月30日~9月5日は「防災週間」と定められています。
今年の9月1日は、南海トラフ地震が発生したことを想定し、市内全域で防災訓練を実施します。
災害の状況をイメージし、何度もシミュレーションしながら自宅などの防災対策も進めましょう。

◆訓練の流れPoint
9/1(金)
▽8:29 緊急地震速報
「訓練、地震です。訓練、地震です。強い揺れに警戒してください(繰り返し)」
〔Point〕
・テレビ・ラジオ・携帯電話などで緊急地震速報を確認する
・実際に机の下など危険を避けられる場所に行って、頭や身を守る
※強い揺れがあると、ガスは自動で止まります。無理をしてガスコンロの火を消しに行く必要はありません。

▽8:30 地震発生
震源が富士市に近い場合、緊急地震速報が間に合わないこともあります。次の取組を通して、地震に備えましょう。
〔Point〕
・倒れそうな家具や家電がないか確認する
※ふだんから身を守る行動がとれないほどの強い揺れをイメージし、家の中の危ないところなどを改善する
(耐震補強について詳しくは本紙4ページを確認してください)。

▽8:33 大津波警報発表津波避難対象区域に避難指示を発令
「〔サイレン〕訓練、大津波警報が発表されました。海岸付近の方や津波避難対象区域の方は、高台に避難せよ(繰り返し)」
「訓練広報。ただ今の地震は震度6強でした。火の元を確認し、火災の発生に注意してください。また、今後の情報に注意してください。こちらは広報ふじです」
〔Point〕
・津波避難対象区域や急傾斜地(がけ)の近くに住んでいる人は、避難目標地点に避難する
・停電を想定し、通電火災に備え、ブレーカーを落とす
・家族の安否確認(けががないかなどを確認)を行う
※防災週間(8月30日〜9月5日)中は、被災後の安否確認を行う「災害伝言ダイヤル(【電話】171)」や、インターネットを利用した「災害用伝言板(web171)」の体験利用ができます。

▽8:33から
〔Point〕
・組(班)単位で安否確認を行い、町内会・区の集合場所や本部に報告する(詳しくは3ページをご覧ください)
・町内会・区の自主防災活動(防災訓練)に参加する
※9月1日以外に実施する町内会・区もあります。
※訓練の内容は町内会・区によって違います。
※防災訓練の同報無線は、災害のときと同じ順番で放送します。

◆安否確認の方法を再確認しましょう!
様々な自主防災活動の中で最初にするべきことが、住民の「安否確認」です。すぐに安否確認できるよう、防災訓練のときに方法を確認しておきましょう。
[1]「無事な人」が無事を報告
安否確認の目的は、けが人などの「対応が必要な人」をはっきりさせることです。「無事な人」の報告が集まることで、対応の必要な人が分かります。
※「報告がない=対応が必要」と考えます。

[2]自分から報告に行く
無事かどうかは町内会・区の役員などに聞かれるまで待つのではなく、自分から報告します。これにより、町内会・区の全体の情報がすぐに集まり、応急対策に早く取りかかることができます。報告先や方法を前もって確認しておきましょう。

[3]事前に安否確認シートを作成しておく
報告するときは、家族構成とその安否や、住宅の被害状況などを知らせます。このとき、多くの情報が集まるため、災害が起こる前に世帯構成をまとめた名簿(安否確認シート)を作っておくことで、災害のときに素早い確認と情報の整理ができます。
安否確認シートについて詳しくは、市ウェブサイトをご覧ください

◎内閣府にて、今後の防災対策に向けて、皆さんの声を反映させるため、避難意識等に関する調査を実施しています。皆さんのご協力をお願いします。

問合せ:防災危機管理課
【電話】0545-55-2715【FAX】0545-51-2040【メール】bousai@div.city.fuji.shizuoka.jp

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