次代に技術・技能を伝承するその道の名人、ふじマイスター「匠人」。今年度は5年ぶりに、和菓子職人の村松光夫さんと、美容師の勝又洋介さんが認定されました。
◆ふじマイスター「匠人」とは
市では、「ものづくり」の技術・技能職に対する社会的評価を高め、その技術・技能の伝承と発展、後継者の指導・育成を目的として、全国的にも通用する卓越した技術・技能者を“ふじマイスター「匠人」”として認定しています。
◆2人の匠人が認定されました
○和菓子職人 村松 光夫(むらまつ てるお)さん
村松さんは、1990年に和菓子店「旬菓亭(伝法)」を開店。しっとりとした饅頭を作るため、凍ったまま蒸しあげるなど独自製法による研究を重ね、全国菓子大博覧会で金賞を2度受賞されました。
市内の菓子専門学校の講師として生徒への指導経験があり、技術の伝承にも力を注いでいます。
○美容師 勝又 洋介(かつまた ようすけ)さん
勝又さんは、2003年に美容店「ヘアーサロンジャズー(今泉)」を開業。全国の美容師が技術を競う「エリアサーキット」においてグランプリに輝きました。その後、全国大会の審査員を務めるなど、業界の活性化に尽力しています。美容師との勉強会を積極的に開催し、後進の育成にも力を注いでいます。
これから2人は、市の主催するイベントなどを通じて、技術・技能の保存、伝承及び発展に尽力されます。
問合せ:商業労政課
【電話】55-2778【FAX】55-2971【メール】sy-syougyou@div.city.fuji.shizuoka.jp
<この記事についてアンケートにご協力ください。>