■吉原高校 剣道部
仲間がいる大切さ
—昨年はどんな一年でしたか
全国大会に出場することを目標に三年間稽古を頑張ってきて、その目標を達成することができました。しかし、その先の全国で戦うための目標を立てることができず、一回戦で終わってしまい、悔いが残る結果となってしまいました。
また、大きい舞台で戦う経験があまりなかったので、すごく緊張しました。うれしい思いも悔しい思いもして、いろいろなことを学べた一年間でした。
—遠藤さんの強みは
コートに入る前に必ず行っているルーティンがあり、それを毎試合崩さずにできるというところが強みです。どんな場面でもこの動作を行うことで落ち着くことができ、冷静でいることができます。
自分の剣道は、相手を見てじっくり戦略を立てて攻めていくスタイルなので、このルーティンが戦いの中で生きているなと感じています。
—剣道の魅力は
剣道は礼儀作法を学べるだけでなく、精神面・体力面も身につけることができることが魅力だと思います。
高校3年生で部長として後輩たちから頼られることが多く、やりがいを感じることができました。多くの人に支えられ、頼られる存在になることができて、剣道を続けてきてよかったなと感じています。
部長としての責任感から、うまく部員たちをまとめられず悩んだ時期もありました。そんなときは、部員や先輩の話をとにかくよく聞くということを意識し、その上で自分なりの解決策を考えて対処するよう努めました。
—今年はどんな年にしたいですか
大学へ進学しても剣道を続けるつもりです。これまで家族や友人、チームメイトなどいろいろな人に支えられて結果を出せてきたということが、この一年で改めて実感しました。これまで支えられてきた分、自分も人を大切にできるようになりたいと思います。
—後輩たちへメッセージ
誰しも全てがうまくいくことはないので、本当に強くなりたいのであればしっかり努力することが大事だと思います。そして、仲間を大事にしてほしいですね。私も仲間がいなければ目標を達成できなかったと感じているので、自分一人で先走らず仲間と一緒に戦っていってほしいなと思います。
(3年生の遠藤実さん)
■富士見高校 陸上競技部
目指すは日本一
—陸上競技を始めたきっかけは
小学校の頃からほかの人と比べて足が速く、小学校の先生から陸上競技部を進められたのがきっかけで、中学一年生から陸上競技を続けています。
—ここ最近の成長について
きついと思う練習でも楽しんでやろうという意識でいることが、ここ一年の成長につながったのだと思います。仲間たちもいるので一緒に楽しく練習できています。
—昨年はどんな一年でしたか
今までに全国大会は何回か経験しているのですが、インターハイは会場の盛り上がりやカメラマンの多さなどこれまでの大会と比べ、全然雰囲気が違ってとても緊張しました。
自分は決勝を目標にしていたのですが、周りのトップ選手たちは決勝の先の優勝まで狙っているような思いの強さを感じ、予選敗退は、その気持ちの違いも要因の一つだと思いました。
しかし、トップ選手たちの意識を身近で感じることができて、学ぶことが多い一年でした。
—自分の強みはどういったところだと思いますか
負けても切り替えが早いことです。県高校新人大会でも優勝を逃してしまったのですが、すぐによくなかったところを反省し、切り替えて次につなげることができたと思います。
また、後半の強さは自分の武器だと考えています。50メートル以降から一気に前に出ることが多いので、そこで勝負ができています。前半置いてかれることが多いのですが、落ち着いて自分の持ち味の加速を生かすようにしています。
課題は、ほかの人に比べて筋肉量が少ないことだと思っているので、この冬は今まで以上に筋トレを頑張りたいです。部活動以外でも、腕立てなどの自重トレーニングや体幹トレーニングをしっかりやっていきたいと思います。
—今年はどんな年にしたいですか
来年こそは自分の年にしたいと思います。県内のレベルが高いので、まずはそこで誰よりも速いくらいの強さを目指し、全国まで勝ち進めていきたいです。そして100mで10秒2台、全国優勝を目指していきたいと思います。また勉学にも力を入れ、文武両道に励んでいきたいですね。
(2年生の土屋太陽さん)
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