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大学生×まち・企業の活動をご紹介

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静岡県富士市

■大学生が活躍する富士市を目指して
若者の市外転出に伴い、大学生が市内で活動したり、市内企業との接点を持ったりする機会が少なくなっています。
市内に大学がなくても、大学生が集まり、学び、活動することができる富士市を目指して取り組んでいます。

◇大学生のフィールドワーク拠点「ふらりば」
10月に、富士市フィールドワークセンター「ふらりば」が中央図書館分館1階にオープンしました。「ふらりば」は、大学生が学びの場をまちに移し、フィールドワークなどの様々な活動を行う際に、拠点として活用できる施設です。
これまでに、県内外の大学生が「ふらりば」を拠点に様々な地域課題をテーマとして、市民や事業者への聞き取り調査や、まちあるきを行っています。「フィールドワークのまちふじ」を目指し、様々な取組を進めています。

◇大学生ワークシェアで企業コンサルティング
大学生が富士市との関わりを持ち、市内企業とのつながりを創出することを目的に、令和5年度から実施しています。今年度は市内企業6社の協力のもと、大学生26人が参加し、企業の課題解決に取り組みました。
6月に開催した2泊3日の合宿形式のプログラムでは、企業訪問やワークショップなどを行い、課題を掘り下げ、解決策を提案しました。その後、オンライン会議ツールでの打合せや動画制作など、約3か月間活動しました。
9月の成果発表会に参加した学生からは、「企業の活動や魅力を直接知ることができ、社会での実践力を磨く経験が得られた」という感想のほか、企業からは、「課題解決への寄与だけではなく、若者の視点から様々な気づきがあった」との感想を頂くなど、学生×企業により、新しい価値が創出されました。

◇大学生ワークシェアに参加した学生の声
「富士市と関わりはありませんでしたが、自分なりに考えて取り組んだことが、結果的に地域貢献につながったのではないかと手応えを感じました。富士市は地域に対して熱い想いを持つ人が多い印象です。私も富士市で様々なことにチャレンジしてみたいです。」
松山 晃輔(こうすけ)さん(九州産業大学)

「私は、地域貢献に興味があったので、大学での座学だけではなく、外に出て実践的な学びができて非常にありがたく感じます。地域での活動をしてみたい学生は多いので、富士市の行政や企業がこのような活動をしているということを、もっと広めたいと思います。」
三井 くるみさん(静岡県立大学)

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