消防まるかじりQ and A

8／26

～スポーツの秋、ケガが増えてくる季節～

Q.出血した時の対処法は?
A.出血した場合、清潔なハンカチやタオルなどを出血部位に当て、その上から指先や手のひらで強く圧迫する直接圧迫止血法が基本となります。直接圧迫止血法を行っても出血が止まらない場合などは直ちに119番通報してください。

Q.骨折をしてしまった時の対処法は?
A.骨折の場合、変形していたら元に戻してはいけません。協力者がいれば骨折しているところを支えてもらいます。重ねた新聞紙、段ボールや雑誌などを当てて骨折した部分を固定します。三角巾などがあれば腕をつることもできます。

Q.首を痛めているかもしれない時の対処法は?
A.運動中に頭や顔に大きなケガをしてしまった場合、首の骨を痛めている可能性があり、後遺症を残さないために首の安静が必要になります。
まず、ケガをした人に頭や体を動かさないように伝え、首の痛みや手足のしびれがあるか、手足に力が入らないか尋ねます。どれか1つでも当てはまれば首の骨を痛めていると判断し、直ちに119番通報してください。意識がはっきりしなければ、顔を手でやさしく包み込むように首を支えて安静にし、動かしたりせずそのままの姿勢で救急車の到着を待ってください。

◆救急隊から町民の皆さんへお願いしたいこと
消防署では定期的に救命講習を行っており、上記のような応急手当の内容を含む講習もあります。
詳しくは御殿場市・小山町広域行政組合のホームページを確認し、ぜひ参加してください。

問合せ：小山消防署
【電話】76-0119