『雑感』
小山町長 込山正秀
多くの皆さんがこの時を待ち望んでいたのだろう。新型コロナに起因した長い間の規制が緩和され、今年、各地で催されたイベントはいずれも多くの人で賑わっていた。
催事を再開させるため、主催者は並々ならぬエネルギーを注いでいた。その尽力に頭が下がり、感謝しかない。
私も時間の許す限り、それぞれの会場に足を運んだ。だが、困ったことがひとつ。長い間のマスク生活のせいか、お会いした人の名前と顔がすぐに一致しないのだ。頭のほうが大分錆びついてきたことも否定はしない。筋トレと共に、脳トレに励むとしよう。
さて、先般公表された静岡県の2020年度地域経済計算によると、前年度比の経済成長率が最も高かったのは小山町の7・9%だった。1人当たりの所得トップも小山町の381万9千円とのことである。企業をはじめ町内の皆さんの頑張りが頼もしい。
子育て支援の充実、若者に魅力のある町づくり、シニア世代が不便を感じない生活環境、小さな町だからできるコミュニティ活動の促進―。コロナを越えたいま、企業、そして町民の皆さんと連携し、一段と底力のあるまちづくりをしていきたい。
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