文字サイズ
自治体の皆さまへ

「14人」の新たな抱負(1)

1/28

静岡県小山町

4月23日の統一地方選挙で、町長、町議会議員が選出されました。
これからの小山町政に尽力する14人に抱負を聞きました。(敬称略、議長・副議長以外は議席順)

◆小山町の百年の計
第31代小山町長 込山 正秀(まさひで)
「小山町を静岡県一番の元気な町にしたい」「近隣市町から羨望の的となる町にしたい」―。こんな思いをもっての再登板を、町民の皆さまに認めていただいた。選挙で公表したマニフェスト(政策提言)を町の総合計画と併せて実行していくことで、元気な町にしていく。
マニフェストは9本の柱の下に91事業を盛り込んだ。これを4年間で成し遂げることを町民と約束する。
第一に掲げたのが「子育て教育」だ。全国的に人口が減少し、とりわけ出生数が減り続けていることは深刻だ。わが町も右肩下がりが続いている。このままでいくと小学校が統合になりかねない。まずは子供を産み育てる環境を整え、教育の充実を併せて力を入れていきたい。町営塾の開設、中学校の部活の見直し、英語教育の強化等できる事から取り組んでいく。
マニフェストには温水プールを掲げてある。児童生徒の利用だけではなく一般も利用していただき、健康増進につなげてほしい。
数多くの施策を実行していくためには財源の議論が欠かせない。まずは町税収入を上げる。現在取り組んでいる三来拠点事業を早期の完成に結び付ける。また、地域経済にはコロナの影響が残る。一日も早い立ち直りに尽力する。
観光も町の元気に寄与してくれる。モータースポーツの聖地「富士スピードウェイ」にはホテルが昨秋オープンし、須走でも高級ホテルの建設が始まった。いま進めている大型観光集客施設は多くの来場者が見込まれる。
課題を抱えながらも、町は百年の計に一歩一歩動き出した。おやま再稼働。停滞から前進へ。皆さま、共にアクセルを踏み込みましょう。

◆暮らしやすい街を目指して
議長 遠藤 豪(すぐる)
小山町の弱点は、買物をしたくても店が少ないことです。人口減少に伴いこれからもその傾向が強まると思われます。そこで私は今回町民の皆様の意見を伺ったところ、生活の利便性向上を求める観点から、スーパーマーケットとドラッグストアを誘致してほしいとの意見を聞きました。確かに町にはドラッグストアは1軒もありません。
もう1つ考えているのが、防災機能を持たせた都市公園の整備です。公園の地下に飲料水を貯え循環し、いつでも水道水として使えるシステムです。今期この2つを重点として頑張ってまいります。

◆魅力あるまちづくりのために主張します
副議長 岩田 治和(はるかず)
若者が定住しやすい環境の整備が必要です。優良な職場の確保、交通アクセスの整備、子育て、教育の充実、宅地供給など、安全安心して定住できる環境の整備が必要です。
また、行財政改革、広域行政の推進が必要です。補助金等の削減から厳しい財政状況です。近隣の市町に比べ職員の数、人件費の割合、公債残高など悪化しています。
さらに、少子高齢化対策は重要課題です。出生率は年々減少し、人口減少が顕著です。小山町の診療所数(人口比率)は県下35市町の中で最下位であり、今後、あらゆる世代の医療、福祉の充実等は推進すべき課題と考えています。

◆生活者目線で小山に新風を!
石原 和美(かずみ)
この度、町議会議員として町民の皆様を代表し、お仕事をさせて頂くことになりました。
1人の主婦として今まで自分が辿ってきた教育現場、子育て、介護、これらの経験を生かしながら(1)子育て世代の孤立を防ぐ(2)保育現場の環境改善(3)防災教育(4)健康寿命アップ(5)デマンドバスの運用拡大、以上5つの取組みを推進してまいります。庶民目線、生活者目線で皆様の声を町政へ!
そして日々の生活の中で困っていることや、こうして欲しいという要望に耳を傾け、寄り添いながら解決、改善に向け全力で働き、皆様のお役に立って参ります。どうぞよろしくお願いします。

◆小山町を元気に!
池谷 元(げん)
私はこれまで個人的な活動を通し、小山町で実際に起業した方や小山町でこれからなにかをしたいと考えている多くの人とお話しをすることができました。
そんな町の活力となる貴重な人材がやりたいことをカタチにできるよう、資金面での補助やノウハウの提供といった支援の要望の声を町政に届けチャレンジできる町にしたい。
町の資源を活かした効果的なPRで人口増加、新たな施設建設や移住者への税制優遇など人口施策は様々ですが、富士スピードウェイや富士箱根トレイルといった既に町が持っている素晴らしいポテンシャルを秘めたコンテンツを最大限に活用し町の魅力を発信して行きます。

◆誰もが笑顔で安心なくらしを
平野 正紀(まさのり)
小山町は、今大きな転換期を迎えています。大規模な開発事業も町の発展に必要ですが、もっと身近な住民のくらしに目を向けて取り組むべき課題が数多くあると考えています。
超少子高齢化が進むこの時代に、子どもたちからお年寄りまで「住んでよかった」と笑顔あふれる町にできるよう、住民の皆さんの声を丁寧に拾い上げて積極的な提言をしていく決意であります。
新人議員としてスタートさせていただきますが、「お年寄りや障がいのある方の社会参加と人権の尊重」、「賑わいのある商店街の再生や買い物の利便向上施策」など、公約に掲げた諸課題の実現に向けて全力投球してまいります。

◆老兵の初心
牧野 惠一(けいいち)
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と市議会で退職の挨拶をしてから十余年。埃の積もった文学全集を繰って過ごすことを楽しみにしていましたのに。そこに降って湧いた違法な都市計画税問題。町行政に関心を寄せると、それも氷山の一角で、小山町の行財政運営は大規模開発を中心に深刻な問題を有していることを知ることになりました。
ルール無視の行財政運営は即ち町民の莫大な損失に直結しています。古希を過ぎたルーキー議員とはいささかクレイジーとも思うのですが、納税者の心を心として、税金を報酬としていただく立場の重みを忘れずに務めを果たして参ります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU