6月4日から10日は、歯と口の健康週間です。歯と口の健康に関する正しい知識を身につけ、歯科疾患を予防する適切な習慣を定着させましょう。
併せて、歯科疾患の早期発見、早期治療等を徹底するために、かかりつけの歯科医院に定期的に通い、ずっと元気に健康長寿を目指しましょう。
◆歯と身体の関係歯の寿命は平均寿命より短く、厚生労働省が実施した平成28年度歯科疾患実態調査によると、自分の歯を平均で20本以上所有するのは69歳までとなっています。
70歳以降はご自身の歯が20本を下回る方が増え、歯が抜けると食べ物をよく嚙むことができないことから、軟らかいものを好むようになり、さらにお口の機能が低下し、低栄養状態になることもあります。
また、歯を失い義歯を使用していない場合、歯が20本以上残っている方や入れ歯により噛み合わせが回復している方に比べて、認知症発症のリスクが最大で約1・9倍になること、転倒するリスクが高くなることが分かっています。
かかりつけ歯科医を持つ人は寿命が長く、要介護状態にもなりにくいことが分かっています。
◆オーラルフレイルとは?
オーラルフレイルとは噛んだり飲み込んだり、話したりするお口の機能が少しずつ衰え始めることを指し、お口の老化が疑われる重要なサインとされています。
嚙む力や舌の動き、飲み込みの低下によりしっかり栄養が摂れないなど、食生活に悪影響を与え、滑舌が悪くなることで喋りづらくなり、人や社会との関わりが少なくなっていきます。
これらのお口のささいな衰えが気づかないまま放置されると、さらなるお口の働きや全身の衰えに繋がると言われています。
◎あなたのお口は大丈夫?お口の健康状態をチェック!
◆子どもたちの作品展示
歯と口の健康に関する図画・ポスター及び標語作品を令和5年6月5日(月)正午~6月11日(日)の期間で健康福祉会館2階ロビーに掲示いたします。
町内のこども園、小学校、中学校の子どもたちの作品を是非ご覧ください。
問合せ:健康増進課
【電話】76-6668
<この記事についてアンケートにご協力ください。>