消防まるかじりQ and A

9／25

～ヒートショックについて～

Q.ヒートショックとは?
A.ヒートショックとは、寒暖差による急激な血圧変動が原因で、心筋梗塞や脳卒中など、身体に影響を引き起こすことです。体温が下がると血管が収縮して血圧が上がり、逆に体温が上がると血管が拡張して血圧が下がります。心臓や血管に大きな負担がかかるため、身体に大きなダメージを与えてしまいます。

Q.どんな時に起きやすいの?
A.ヒートショックは、家のあらゆる場所で起きる可能性があります。ポイントは「温度差」です。代表的に挙げられるのは入浴時です。その他に、朝目覚めて布団から出るときや、暖かい部屋から外出するときなどが挙げられます。

Q.どのような対策をすればいいの?
A.入浴時の事故を防ぐには、入浴前に脱衣所や浴室を暖めてから入浴をしましょう。また、起床時には、暖房器具で部屋を暖めてから起きること、外出する際には、薄手の服装は避け、コートやマフラーなどで防寒対策をすることも効果的です。「温度差」がないように心掛けましょう。

★救急隊から町民の皆さんへお願いしたいこと
近年、救急出動件数は増加傾向にあります。しかし、救急車の台数には限りがあり、救急要請が重複することで現場到着まで時間がかかってしまうことがあります。皆さんの健康管理や、救急車の適正利用のご協力をお願いします。

問合せ：小山消防署
【電話】76-0119