◆小山町長 込山正秀
町民の皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様には希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
「おやま、再稼働」というキャッチフレーズを掲げ当選させていただき、4年ぶりに町長に着任し、8か月が経ちました。
着任して最初に取りかかった仕事は、人事と機構改革でした。住宅施策などを進めるおやまで暮らそう課を復活させ、政策監という新しい役職を作りました。その政策監には、縦割りの行政に横串を刺して事業を引っ張っていく役割を担っていただいております。
さて、本年は、第5次小山町総合計画を着実に進めるとともに、このたびの選挙で掲げたマニフェスト91事業を進めて参りたいと考えております。
まずは住宅施策です。湯船原に工場が増えたことにより、働く人は増えておりますが、その受け皿となる住宅が必要となっております。住宅施策にかかる補助金メニューの見直し等を行い、施策を推進して参ります。
次に、「温水プール設置」「駿河小山駅前タウンセンター建設」については、今後も検討を重ね、皆さんのご意見を伺いながら取り組んで参ります。
更に、菅沼土地区画整理事業については、新たに地域の皆さんとともに勉強会を始めており、当初予定していた計画を前に進めるべく取組んでまいります。
また、北郷地区では、JAのスーパーが撤退し、日常の買い物に支障があるとの声も頂いており、地域の利便性を考慮し、用沢地区への住宅開発と併せてスーパーマーケットとドラッグストアの誘致を進めて参ります。
昨年10月に静岡県が発表した経済指標によりますと、小山町の直近1年間の経済成長率は、県内市町の中で第1位の7・9%でした。同様に直近1年間の町民1人あたりの所得も381万9千円で第1位でした。これは、町が平成25年から手掛けた「ふじのくにのフロンティアを拓く取組」にかかる事業が10年目を迎え、その成果がようやく実を結び反映されているものと考えております。
結びに、本年も小山町が「静岡県で1番元気な町」であるよう、精一杯努力して参りますので、町民の皆様のご指導、ご協力をお願い申し上げます。
◆小山町議会議長 遠藤 豪
新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年を顧みますと、ここ数年猛威を振るった新型コロナウイルスも5月には感染症の二類から五類へと格下げになり、ようやく以前の生活が戻りつつあります。
しかし、世界に目を向けますと、ロシアによるウクライナ侵攻は引き続いており、更にイスラエルとパレスチナの紛争も激化し、予断を許さない状況となっています。
こうした中、小山町においては、昨年4月末の統一地方選挙において、込山氏が町長に返り咲き、議会議員も13人中5人が新たに加わり、町の将来のあるべき姿を目途に研鑽を積んでおります。
昨年は、町の大きなプロジェクトであった三来拠点事業において、3か所の工業団地と「アグリインダストリーエリア」では、次世代施設園芸の施設も完成し、操業が図られており、残りの区画においても、早期の企業誘致が待たれております。
他方、国の大動脈である新東名高速道路の工事については、町内において順調に進んでおり、早期の開通が望まれます。また、小山消防署の建設につきましては、本年工事発注が見込まれ、安心・安全の拠点が数年先には構築されます。
このように、町の未来を紡ぐ事業も着々と進んでおり、大きな期待が寄せられております。
議会としましても、町当局と連携し、町民の皆様が安心して暮らせ、誰一人取り残されることのない地域共生社会の実現に向けて努力して参る所存です。
結びに、本年が皆様にとって素晴らしい1年となりますことを心から祈念申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。
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