『マニフェスト』
小山町長 込山正秀
再登板して初めての予算編成に取り組んでいる。各課のヒアリングが終わり、これからが大詰めだ。単年度の予算の上位には指針になる総合計画がある。整合性をとりながら予算の中に盛り込む。
私はかねてから、町長選挙のマニフェスト(政策提言)にこだわりをもってきた。町民のために政策を見える化し、長期的な見通しと将来像を職員と共有し、短期的な取組を視野に目標を明らかにするためだ。
昨年の選挙時に掲げたマニフェストには9つの柱と91の事業がある。前々から思い描いていた大型事業を入れ込んだ。中でも、小・中学生が1年を通して、水難事故から自分を守るための授業もできる温水プールの設置は、すぐに取り組みたい。町民の利用も可能で、特に高齢者の健康増進につながると考えている。もう一つ、駿河小山タウンセンターの建設だ。商業施設、医療施設、それに居住施設等、公民連携手法を導入して魅力ある小山町の顔をつくりたい。他の事業も相当ハードルが高いものもある。
「今やらなくていつやるのか」「私がやらなくて誰がやる」
こんな気概をもって取り組みたい。
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