大規模地震が発生すると、家具類の転倒、落下、移動により、危険が生じる可能性があります。
▽けが
近年発生した地震でけがをした原因は、約30%~50%が家具類の転倒、落下、移動によるものでした。
▽火災
転倒、落下した家具などが電気ストーブなどの電源スイッチを押し、付近の燃えやすいものに着火するなどして火災が発生することがあります。
▽避難障害
避難通路や出入口周辺に、移動しやすい家具類を置くと、発災時に避難経路をふさいだり、引き出しが飛び出すことで、つまずいてけがをしたり、避難の妨げになることがあります。
「けが」「火災」「避難障害」の3つの危険から自分や家族の身を守るため、家具類の転倒、落下、移動防止対策は大切です。
町では、家具などの固定を行う世帯への補助制度があります。ぜひ、ご利用ください。
■対象者
町内に居住し、住民登録のある世帯
■申請者の負担額
高齢者世帯等とは
・65歳以上だけで暮らしている世帯(単身を含む)
・障害者手帳1級・2級の人と同居している世帯
・介護保険要介護3以上の人と同居している世帯
・ひとり親世帯
■実施内容
・被災の可能性が高い、寝室と居間にある家具を優先し、2台以上5台までが助成の対象になります。
・固定作業には、くぎやねじ、固定用金具やベルトなどを使用し、家屋の柱、壁や床などの補強は行いません。
・家具を固定した後は、固定金具の取り外しや家具の移動は行いません。
※家具などの固定は、地震発生時の転倒防止を完全に保証するものではありません。固定した家具などの転倒による被害の責任は負いませんのでご了承ください
■手続き
申請書(町のホームページからダウンロード可)に必要事項を記入して、危機管理局または各支所に提出してください。
※申請は、1世帯につき1回限りです
※借家やアパートなどに住んでいる人は、家屋の所有者の承諾が必要となります
問合せ:危機管理局
【電話】76-5715
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