「ナラ枯れ」が町内各所で発生しています。
立ち枯れした樹木は、枝や幹が折れやすく、倒木する可能性もあります。敷地内や所有されている山林でナラ枯れの木を発見した人は、十分に注意してください。
◆ナラ枯れの原因
ナラ類やシイ類、カシ類の樹木を枯らす病原菌「ナラ菌」で、カシノナガキクイムシを媒介して周囲の木へ被害を拡大させます。
カシノナガキクイムシは、樹木に穴をあけて産卵し、その時に「ナラ菌」を持ち込みます。
◆ナラ枯れ被害木の特徴
以下のような特徴が見られます。
・虫による穴あけ
・木の根にフラス(木くずと虫のふん)
◆ナラ枯れ対策の補助金
町では、ナラ枯れ被害木の倒木等により人身または家屋等第三者への被害が起こることを防止するため、ナラ枯れ被害木の伐採及び病害虫駆除に要する経費を補助する制度があります。
補助制度に関する問合せは、林業振興課へご連絡ください。
●カエンタケにご注意
ナラ枯れが発生した森林では、「カエンタケ(火炎茸)」が発生しやすいといわれています。
カエンタケは、非常に強い毒性があり、触れるだけでも皮膚が炎症を起こす可能性があります。誤って食べてしまうと、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、腹痛、脳神経障害により死に至ることもあります。もし発見した場合は触らず、絶対に食べないでください。
問合せ:林業振興課
【電話】76-6112
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