『熱中症について』
Q.熱中症、どんな時に危険?
A.真夏の暑い日はもちろんですが、梅雨明けなどの暑くなり始めの時期は体がまだ暑さに慣れていないため、気温が高くなくても熱中症になる危険があります。疲れがたまっていたり体調がすぐれなかったりする時は無理をしないようにしましょう。
Q.予防するにはどうすればいい?
A.単純な水の補給だけでなく、塩分を含んだスポーツドリンクの補給、体や室内の冷却及び休憩が有効です。
また「暑熱順化」といって本格的に暑くなる前に徐々に体を暑さに慣らすことも対策になります。
Q.熱中症になってしまったらどうすればいい?
A.まずは涼しい場所に移動し、こまめに水分補給をしてください。水分補給は誰かの手で無理に飲ませると誤飲の危険性があるので、できる限り自力で飲むようにしてください。
体温の下げ方は、氷のうを両脇に挟んだり、足の付け根(股関節)に当てたり、体表面を霧吹き等で濡らして風を当てるなどすると効果的です。
意識がなかったり、自力で歩けなかったり、自力で水分補給ができないなどの症状がある場合は、すぐに119番通報をしてください。
◆救急隊から町民の皆さんへお願いしたいこと
熱中症予防は気温だけを目安にするのではなく、個人の体調なども考慮しましょう。
徐々に体を暑さに慣らす対策についても過信せず、無理のない範囲で正しく行ってください。
問合せ:小山消防署
【電話】76-0119
<この記事についてアンケートにご協力ください。>