「楽しい子育て講座」がはじまりました
銀も 金も玉も 何せむに 勝れる宝 子にしかめやも
山上 憶良(やまのうえの おくら)
この短歌は、728年頃(今から1300年ほど前)につくられたものです。今も昔も、どんな世の中にあっても変わらないものを「不易(ふえき)」といいます。
いつの世も子を愛おしく思う親の気持ちは変わりません。この短歌からは、「子どもは、銀や金や宝石よりも、もっともっと大切なものだ」と実感している作者の思いがはっきりと伝わってきます。
「楽しい子育て講座」に参加しているお母さんの瞳からは、お子さんを大切に育てたいという温かく、力強い思いが感じ取れました。思わず、わたしは、山上憶良の短歌を思い出しました。
いつの世も、子どもを大切に育てること(不易)を第一に考える社会でありたいものです。
→教育委員会
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