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消防まるかじりQ and A

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静岡県小山町

『冬におこりやすい病気を防ぎましょう』

Q.ヒートショックとは?
A.温度の急激な変化で血圧が上下し、身体に負担がかかることです。冬場、暖房の効いた場所から脱衣所へ移動し、服を脱ぐと寒さによって血管が収縮して血圧が上昇します。その後、浴槽に入ると、急に温まるため、血管が拡張し血圧が下降します。この血圧の急激な変化に伴ってめまいや失神、心不全などの病気がおこりやすくなります。

Q.ヒートショックをおこしやすい人は?
A.(1)65歳以上の人
(2)高血圧や糖尿病、動脈硬化のある人
(3)肥満や不整脈がある人
(4)熱いお風呂が好きな人
(5)飲酒後すぐにお風呂に入る人

Q.家庭でできるヒートショック対策は?
A.(1)脱衣所、浴室を事前に暖めておく
(2)先に手足にかけ湯をしてから浴槽に入る
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにする
(4)家族で高齢者や心臓に病気がある人が入浴しているときは、時々声掛けを行う
(5)飲酒後すぐの入浴は控える

Q.ヒートショックになってしまったら?
A.めまいやふらつきを感じたら、体勢を低くして気分が落ち着くまで待ちましょう。また、同居している家族がヒートショックを起こしていることに気がついたら、直ちに救急車を要請しましょう。浴槽内にいた場合は、まずお湯を抜き、浴槽から出しましょう。人手や力が足りず、浴槽から出すのが困難な場合はタオルや毛布でくるみ、体温の低下を防ぎましょう。

問合せ:小山消防署
【電話】76-0119

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