今回は、富士駐屯地に所在する開発実験団をご紹介します。
◆陸上自衛隊 開発実験団
開発実験団は、団本部と3つの実験隊から構成され、陸上自衛隊の装備及び衛生に関する研究を担任する唯一の部隊です。
そのため、博士及び修士の学位を取得した幹部自衛官が中心となり、調査研究及び試験業務を担うスペシャリストの集団となっています。
開発実験団は教育訓練研究本部(目黒)に隷属し、装備品の研究開発専任部隊として装備品に係る研究や試作品等の試験・評価等を行うとともに、陸上自衛隊の研究・教育・訓練・運用と連携して、陸上自衛隊の戦力化に寄与しています。
◆シンボルマーク制定の由来
図案は、開発実験団が団本部を中核に3個実験隊から構成されていることを表現しており、太陽をイメージした赤の団本部を中心とし、その周囲に大地をイメージした緑の装備実験隊、大空をイメージした青の飛行実験隊、包帯をイメージした部隊医学実験隊を配置しています。また、巴の部分については陸上自衛隊の装備及び衛生に関する研究開発を担う3個実験隊が一致団結して任務遂行することを表しています。最後に、外郭に勝利を意味する月桂樹を冠することにより、開発実験団の発展を祈念しています。
◆主な装備品試験等の実績
・新多用途ヘリコプターUH-2の試験
・19式装輪自走155mmりゅう弾砲の試験
・治療・後送用器材等の改善研究
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