国民健康保険(国保)は、自営業や農業に従事する人など、職場の健康保険などの加入者以外が加入する医療保険制度です。
■歳入
歳入総額は、97億154万円、前年度比で9840万円(1%)減少しました。
このうち、加入者の皆さんが負担した保険税は、総額18億5826万円。全体の19.2%を占め、前年度と比較して6258万円(3.3%)減少しました。
その他の財源として、県支出金64億3727万円が66.4%を占めています。これは、主に歳出の保険給付費と同額が、保険給付費等普通交付金として交付されるものです。
▽用語説明
・県支出金…保険給付費などに対する県の交付金
・繰入金…保険税軽減などのために、市の会計や基金から入れるお金
■歳出
歳出総額は89億7860万円、前年度比で1億4817万円(1.6%)減少しました。
このうち、保険給付費は62億5982万円で、前年度と比較して8023万円(1.3%)減少しました。このほか、事業費納付金が26.7%を占め、この2つの項目で全体の約96.4%を占めています。
▽用語説明
・保険給付費…国保が負担した医療費など
・事業費納付金…保険給付費等交付金など県全体の国保事業に要する費用に充てるため、市町が県に納付するもの。市町ごとの医療費水準や所得水準などにより、毎年度県が計算し、市町に示される
■税負担と給付
医療費を含む保険給付費は、保険税額の約3倍です。医療費の増加は、保険税率の上昇につながります。医療費の増加を抑えるため、健診などで病気の早期発見・治療に努めましょう。
問合せ:国保年金課
【電話】36-7151
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