〜複雑な問題をみんなで考えます〜
11月から始まった重層事業では、相談内容の背景にある複雑化した問題に目を向け支援機関と連携し、解決を目指します。
・子育てと介護で、思うように働けない
・学生だけど親の介護で、勉強する時間が取れない
・ひきこもっていてお金がない。でも働くのは不安
■事業の目的は?
近年、地域住民の抱える課題が複雑化・複合化する中で、これまでの相談支援体制だけでは支援の手が届かない、8050問題、ヤングケアラー、ごみ屋敷など社会問題が発生しています。本事業は、こうしたはざまの問題に対応するために始まりました。
■具体的な内容は?
市役所本庁舎福祉課前に「包括的相談窓口」を新設しました。介護や子育てなど、各分野の相談窓口の連携を強化します。
解決困難な課題について、支援関係者や専門職が集まる会議を行い、解決方法を考え支援します。
■何が変わるの?
これまで相談しにくかった福祉制度のはざまの問題などは、新設する「包括的相談窓口」をご利用ください。各分野の相談支援体制が強化され、支援が届きにくかった人や解決困難な事例に対して、適切な支援や制度につながりやすくなります。
問合せ:福祉課
【電話】36-7407
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