「人生会議」=ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、人生の最終段階にあなたが希望する医療やケアを受けるために、あなたが大切にしていることや、望みなどを前もって自分自身で考えたり、ご家族や信頼する人たちと話し合ったりすることです。
■何から始めたらいいの?
まずは、元気なうちに、自らの最期がどのようで在りたいかを考えてみましょう。その希望を家族や友人など、信頼できる人に相談してみてください。自分の最期の在りたい姿を家族など大切な人と共有し、理解してもらいましょう。話し合いは、一度だけではなく、何度もすることで、明確になっていきます。
・ステップ1…大切にしていることは何ですか
・ステップ2…信頼できる人は誰ですか
・ステップ3…信頼できる人、医療・ケアチームと話してみよう
・ステップ4…話し合った内容を伝えよう
■「もしもの安心ノート」を書いてみましょう
自分の希望を書き残しておくことは大切です。市では「もしもの安心ノート」や「リビング・ウイル島田版」を活用しながら人生会議の実施を促進しています。
※セミナー情報などはこちら(二次元コードは本紙掲載)。
■在宅医療・介護連携コーディネーター
紅林(くればやし)みな子(こ)さん
人生100年時代を迎え、これからの生き方はますます多彩に広がります。住み慣れた地域で最期まで安心して暮らし続けるために、自分自身の望む生き方や大切な価値観を、周囲の人と話し合い共有しておくことは、とても重要なことです。人生会議は、これからの人生をどのように過ごすか、どのように最期を迎えるかを決めていく大切なものです。まずは、今を振り返り、これから大切にしたいことなどを考え、家族などの信頼できる人に伝えてみましょう。
問合せ:包括ケア推進課
【電話】34-3296
<この記事についてアンケートにご協力ください。>